昨日 とても 哀しい 知らせが 届きました
ここ数年 とても信頼して 通っていた
歯医者さんの 院長先生の 訃報でした
闘病生活の中でも いつも ここに 来てくれる
患者さんたちのコトで 頭の中 いっぱい!と
いったカンジで 時折 診察もしてくださって
すっかり 細くなった腕で
いつも 肩を ポンポンと たたいてくださってました
金属音と 冷たい感触 という 子供の頃からの
歯医者さんの イメージを ガラリと 変えてくださった方
生涯 医師としての 誇りと ヒトとしての 情熱を
失わなかった 素晴らしい方
ご冥福を 心から お祈りしています
出逢えて よかった と思うこと だけが
誰かと 必然的に 別れなければ いけない時に
自分を 温めて 救ってくれる 唯一の 思い コトバ だと
ヒトは 生きていく うえで 自身は 変わらずとも
向き合う モノ ヒトに よって 日々 色々な フチドリに
包まれて いるような 気がします
哀しみの日には グレーの フチドリ
喜びの日には ゴールド
切ない日には 雨の日の 海みたいなブルー
拭い去りたくても ずっと包まれていたくても
時間の 流れにしか 委ねることの できない フチドリ
何色の フチドリ であろうとも
剥き出しの 自分に ならぬよう
守ってくれているのかも しれないですね
ありのままの 感情は あまりにも 痛々しい時があるから