ようやく伺えました
仕事で近くを通りつつ
ご親族の心中を想うと
なかなか足が向きませんでした
訃報が届いてから
ひと月
春のような陽気が
背中を押してくれました
扉を開けると
在りし日のママさんの
ステキなポートレイトが
目に飛び込んできて
相変わらず
パンのイイ匂いが立ち込め
相変わらず
みなさん
真摯に仕事に向き合ってらっしゃいました
久しぶりに
手に取ってみた
ママさん文庫からの一冊
タイトルは
マルティン・ルターのコトバ
赤が印象的な装丁は
まるで食欲を増強させる効果と
同じように
読書欲に火をつけてくれ
朝から一気に読了しました
ーたとえ明日、世界が滅びても今日、
僕はりんごの木を植えるー
此のコトバに
引き寄せられ
支えられ
励まされ
気付かされた人々の
再構築ストーリー
赤は
リンゴを想い浮かべると
同時に
血縁や生死を
イメージさせる
キーカラーでも
ありました
ママさん文庫を制覇するには
まだまだ通い詰めなければならない
くらいだけれど(其れもシアワセ)
是非
お店に伺う機会があれば
ママさん文庫の並んでる本たちの
タイトルだけでも
掻い摘んでみてください
きっと
何らかのヒントやメッセージと
なるコトと想います
此の作品から
もう一つ
コトバを拝借するならば
「人は、生まれる時も死ぬ時も一人だけど
生きている時は一人じゃない。だから人を許し、人を信頼し、共に生きる仲間を大切にするんだ。」
そう
此のコトバを
体現して生き抜かれた
ママさん
ママさん文庫を通して
また
逢いに行きますね
美味しいパンも
もちろん