させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

ツヅケドコマデモ

2022-03-29 20:38:00 | 日々のこと



気候と休日が相まって
今年は沢山の桜を
ゆっくり眺められた

週末までには
雨の予報が出ているから
そう長く
愉しめないかもしれないけれど

然りと
瞳の奥に
ココロの奥底に
沁み込ませられた
今年の桜色

イイ春だったなぁ
なんて
すでに過去形にしてしまいそう


世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからましー


在原業平の句が浮かぶ


ココロ穏やかに過ごしたい
そう願いつつも
時にワクワクしたり
時にドキドキしたいと想う
ヒトは欲張りなイキモノだ


日常は出来るだけ規則正しくも
感情は趣くままに
喜怒哀楽を出し切っていきたい

其れは
ぶつけたり
受け止めてもらうモノではなく
自身で
噛みしめたり
昇華したいモノだと
この頃では想えるようになった

自身と向き合う時間が増え
なおさら
季節や人生の儚さを
噛みしめる機会も増えて
ほんとうに
よかった


桜舞い散る季節よ

続かなくとも
続けよと
願いたくなるように

続けられるモノならば
なおさら

ー続けよどこまでもー

そう
祈ってみてもいいだろうか


笑顔の日常。

平和な時代。


ー続けよ続けどこまでもー






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テガミヲカキタクナッタ

2022-03-26 18:31:00 | 日々のこと



時折
訪れる
ベーカリーヒロさん

お目当ては
もちろん
美味しい美味しいパン
なのだけれど

それと同時に
自身の中に
食物からだけでは
吸い上げられない
エネルギーとか
希望とかを欲するための
一冊をお借りするコトも
また
愉しみ。となった

ママさん図書館
館長は
写真の中から
生前と変わらない
微笑みで出迎えてくれる
けれど
なんだか
訪れる度に
リフレッシュして
若返ってらっしゃるように
映るから
不思議だ

今回
お借りした本の中に
其の種明かしがあった

小川糸さん
ツバキ文具店。
其の続編となる
キラキラ共和国。


優しくてあたたかいヒトたちが
たくさん登場する

其の誰もが
自身に正直で
他者との距離感を大切にしている

見えないキモチ
敢えて
見えるモノ
変換してくれる
手紙。
とても重要な役割を担っていて

うんと
時間が経てば経つほど
其の本質はくっきり
浮かび上がってくるコトを教えてくれる

生前は
ゆっくりお話しさせてもらえるような
間柄では無かったのに

愛読書を
ひとつ
またひとつ
紐解かせていただく度に
より深く
ママさんのお人柄や
生き様が
じわりじわり
染み渡っているような
気がしてならないのだ


手紙。やりとり
通ずる
此の
愛読書つながり

本書の一文を拝借するならば

ー私自身が死なない限り、亡くなった人も
私の中ではずーっと生き続けているんだー



手紙を書きたくなった。

いまはもう
夢でしか逢えぬ
大好きだったヒトたちに

きっと
其れらは
全て

ーありがとう。ー

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短くも
深い
ラブレター

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ワタシヲオシエテ

2022-03-24 21:24:00 | 日々のこと


(ワタシは三人兄妹の末っ子)

従姉が
大切に保管してくれていた
幼少期の写真数枚を
受け取る機会があった

懐かしさと不思議な感覚を
入り交えながら
眺めている



(小学校の入学式)


記憶が朧げながらも
残っているモノもあれば
全く自覚の無い想い出もある

今と違って
日常的に写真を撮ったり
ましてや
アルバム機能ツールなど
皆無だったから
自営業を営む我が家には
さほど家族写真が残っていない

でも
ワタシたちの世代は
そんなモノかもしれない

オトナは目一杯仕事して
コドモは目一杯遊んで
それぞれがそれぞれの気配を
感じながら
守っているような
守られているような

父となんてさほど想い出話に
花咲かせる間もなく
永遠のお別れをしてしまったし
兄たちとも逢う機会すら
グンと減ってしまった

母とワタシは
妙なトコロが似ていて
あまり過去を引き摺らない(笑)

よって
二人で記憶を辿ってみても
どうだったかねぇ〜
どうだろうねぇ〜
堂々巡りなのだ

有り難き存在
少し歳の離れた優しい従姉は
もう五十路に片足を突っ込んでいるワタシ
未だに
まみちゃん。
呼んでくれるし
ほんとうに
まみちゃん。
可愛かったんだよ〜
賄賂でも貰ってるのかよ
ツッコミたくなる程
持ち上げてくれるのだ

振り返りたくても
振り返る要素やツールが
極端に少ない
我が人生
なれど

たしかに
愛されてきた

たしかに
守られてきた


たしかに
生きているコトを
祝福してもらい
讃えられてきた


ワタシを教えてくれて
ありがとう

ワタシの人生は
ワタシが想う以上に
想い出に満ち溢れているコトを
改めて
気付かせてくれて
ほんとうに
ありがとう








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アタタカイモノヲヒトツ

2022-03-17 09:58:00 | 日々のこと



凡ゆる災いに
ココロ揺さぶられる

同時に

自身は
守られているコトに
少しだけ
申し訳無さを感じたり



歓びは波動として
受け止めていいけれど

苦悩を心底
痛み分け出来る筈も無く

虚無感がまた押し寄せる


そんな中
いつもお世話になっている
信用組合さんで
想わず手に取りたくなる一冊を見かけた


忙しい仕事の合間に
クルマのシートを少しだけ倒して
甘めのあたたかい珈琲を啜りながら
ページを捲る


あっという間に
鼻の奥がツーンとし

あっという間に
視界が滲み

あっという間に
読み終えてしまった


日常の中のささやかな関わりが
もたらしてくれた気付き


感謝。
其の時に
自身の中に芽生えたとしても


根を張り
育み
自身が
誰かに
感謝。
還せるのは
うんと後のコト


ー今は何も出来ない。ー

それを恥じるコトなんてナイですよ


ー今こそ出来るコトがある。ー

そう想える時が熟したら
きっと自然に
ココロが
カラダが
動き出すのだから


小冊子には
沢山のヒントとエールが
込められていた気がして

澱みかけたココロを
澄ましてもらえた


ー今すべきコトを然りとやり遂げるー

先ずは
其れを適えるコトが出来てから

誰かの役に立てる
なんて

誰かの笑顔の素になりたい
なんて




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アイコトバ

2022-03-12 20:17:00 | 日々のこと



例年より
十日ほど遅れて
わが家の今年の桜が咲いた


今日は結婚記念日

其れを
ささやかながら祝い
見守るかのように

二十八年

共に過ごす時間。
少ないけれど

夫婦とは
家族とは
ポイントと
タイミングを
押さえていられる
不思議な集合体だから
拘りドコロは
其処じゃない気がする

其れは
実感が無いながらも
月日を積み重ねてこれた故
なのだろう

十一年前
明日は結婚記念日という
その日に
東日本大震災が起こった


あの頃から

ー繋がりー

意味合いも少しずつ
変わっていったような気がする


日常。
当たり前では無いコト

普遍。
永遠では無いコト


自身に
直接的な被害は無かったけれど

ココロは揺さぶられ
沢山の問いを投げかけられた
想う



愛の言葉。
贈り合うコトは
すっかり
無くなってしまった
けれど



感謝の言葉。
慈しみ。
そして
尊び。
忘れるコト
この先
一生無いだろう

一生がどれほどの月日なのか
解らないけれど
伝えるべきタイミングには
躊躇なく
伝えていけたなら



ありがとう。


ありがとう。



自身の欲求を充す
ー愛の言葉ー
よりも


鏡のように

こだまのように


共鳴し合う
ー合言葉ー




生きている。


生きていれば。


生きてこそ。

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オモイデハワスレタコロニヤッテクル

2022-03-10 22:26:00 | 日々のこと



花粉症
更年期
ダブルパンチ
打ちのめされる
今年の春ナリ


落ち込んでも
仕方ナイ

苛立っても
仕方ナイ


ー向き合い、受け容れる。ー

現状を
心地好く過ごすには
此れに限る


半世紀近く生きていれば
おかげさまで
経験値も積もる

近道も
回り道も
無くて
選んだ道がいちばん。
とか
悟る


道の上には
美しい花も咲いていれば
小石に蹴っ躓いたりもする

でも
自身の足で歩み進めるコトや
進んでみなければ見るコトが出来ない
眺めがあるコトが
励みや愉しみなんだと
ワタシたちは識っているから
黙々と
歩み
進む


そんな恨めしい春の日に
思い掛けず
嬉しいギフトが届いた






差出人は
あ、天草四郎⁉︎






昨年秋
コロナ禍が
ちょいと落ち着いていた頃
思いつきで訪れた
天草トレッキング

愉しかったなぁ〜

そういえば
山頂にQRコードが表示されていて
深く考えず
チョイチョイと
応募してたんだ!!





ズシリと手応えある箱の中身は
海の幸ギッシリ!

最近の
手抜き台所事情を
見透かされたかのようで
ちょっと恥ずかしかったけれど

体調を整えるためには

ーバランス良く食べる動く休むー

だったよね!



まじめに日々を謳歌していると
時に
シアワセが
向こうから
ヨォ!と
片手上げてやってくるのが・・見える

半世紀近く生きていると・・ね(笑)


ヨォ!と
手を振り返したら
後は
手を広げ
受け止めるだけ


いま此の時まで
出番を待ち控えていてくれた
シアワセ


恋をする支度が出来てない時に
恋はしちゃったりするけれど

シアワセは
受け止める支度が出来てないと
気付けなかったり
受け容れそびれちゃったりするから


しっかり浸って味わって
想い返してニヤついて


たまには
そんな
甘やかし方も
イイよ・・ね⁈


天草四郎殿からのラブレター

差出日
三月九日

まぁ!
うれしい!

サンキューの日
でした

こちらこそ
サンキューですYO!

また
落ち着いた頃

伺えたらイイなぁ〜




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