ひとは生涯に
何回ぐらい
さくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳くらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回
四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは
祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい
霞だつせいでしょう
〜 茨木のり子「さくら」〜
美しさ
も
優しさ
も
遣る瀬無さ
も
刹那さ
も
ヒト
は
慣れるコト
無く
その度
に
ハッ
と
させられる
の
です
初めて
の
よう
な
もう
二度
と
味わえぬよう
な
その
中
で
不意
に
懐かしい
と
感じる
時
が
ごく稀
に
在る
のは
きっと
自身
の
守り神
が
どうしても
消したくなかった
ココロ
の
機微
を
吾
に
託して
くれた
から
でしょう
あぁ
どうか
いま
吾
が
感じる
幸い
の
たった
ヒトツ
でも
消えぬよう
失くならぬよう
この
花びら
に
乗せて
後世
に
残りますよう
に
語り継がれるコト
は
なくとも
ほんの
欠片
と
して
此の
場所
で
輝き
続けられます
よう
に
桜
の
開花
や
満開
の
基準
と
なる
標準木
東京
は
靖国神社
に
在る
そうな
長崎
は
諏訪神社
だったかな
天気
にも
時間
にも
標準観測地点
が
あって
あくまでも
目安だけれど
その
地点
に
認定されたら
なんだか
大変ですねぇ・・
と
ちょっとだけ
気の毒
に
なる
例年より
早い
とか
遅い
とか
過去
最高
の
とか
標準
なのに
過去
の
自身
と
比較されたり
もしも
ヒト
にも
標準人
が
指定されたら
あぁ
溜まったものじゃない
例年より
肉付きがいいでしょう
とか
過去
最高
の
小ジワ
を
記録しました
とか
夕方
の
ニュース
で
取り上げられたら
恥ずかしくて
気に病んで
寝込んじゃうわぁ・・
桜
も
空
も
時間
も
ヒト
が
自身
の
生活
の
愉しみやら
目安やら
の
ために
目
を
つけられた
だけで
ホント
は
ただ
ただ
抗うコト
なく
経過しているだけ
なんだ
標準地点
の
すぐ横
では
もの凄いコト
が
たとえ
起きていようとも
見たいモノ
だけ
見て
感じたいモノ
だけ
感じる
そんな
視点
や
観点
を
好んだり
守ったり
其れ
が
いいとか
わるいとか
そんなのは
ジャッジ
出来ないけれど
叶うなら
望むなら
やはり
標準地点
の
ちょいと
脇あたり
を
スイスイ
スーダラ
と
泳いで
生きていけたらなぁ
と
希う
調子に乗らずに地でゆかう
お互にお互の実質だけで沢山だ
その上で危険な路をも愉快に歩かう
それでいいのだと君は思つてくれるだらうか
〜高村光太郎「友よ」〜
もっと
調子
に
のりましょう
よ
そう
軽口
叩いて
肩
叩き合って
お気楽
極楽
そう
念仏
みたい
に
唱えながら
えっちら
おっちら
行きたい
けれど
生きる
って
活きる
って
そう
容易くは
ありません
出来るコト
は
調子
を
知るコト
其れ
に
従い
其れ
に
寄り添うコト
上げ過ぎず
落ち込まず
其れ
を
整えて
いくコト
半分愛して下さい。
のこりの半分で
だまって海を見ていたいのです。
半分愛して下さい。
のこりの半分で
人生について考えてみたいのです。
〜寺山修司「半分愛して」〜
空気
の
8割
は
窒素
で
涙
は
涙腺
の
毛細血管
の
血液
が
おおもと
だ
美味しい
スコーン
だって
ほとんど
が
flour
だし
妖艶なる
ベリーのジャム
も
suger
在って
の
後引く
美味しさ
なんだ
人生
の
醍醐味
も
苦労した後
の
脱却感
で
あって
乗り越えた先
の
光
だったり
する
アレ
は
イイ
コレ
は
ダメ
だとか
アレ
を
選んだら
コレ
を
諦めなきゃ
ダメ
だとか
出来ぬ理由
を
産み苦しむ
より
すべて
の
割合
や
配合
を
練り直す
策
を
取れ
ヒト
の
最終目的
は
ほぼ
ひとしく
見上げるコト
だ
高らかに
笑うコト
だ
今日
は
末ムスコ
の
誕生日
〜おめでとう〜
16歳
とは
もう。
なのか
まだまだ
なのか
春休み
に
入り
少しだけ
時間的ゆとり
が
うまれ
ホッ
と
している
模様
部活
で
一段
と
日に焼け
健康的
には
映るけれど
青春
を
謳歌しているのかな?
うたた寝する
ワタシ
に
いつも
布団
を
かけてくれる
愛犬
の
横
を
通る時
そっと
頭
を
撫ぜてくれる
優しい手
を
持っている
カレ
まだ
たぶん
愛するコト。
や
守るコト。
を
身を以て
実感する
機会
は
少ないだろうけれど
其の
優しい手
を
同じ
優しい手
を
持つ
近しいヒト
と
いつか
繋ぎ合える
コト
祈っています
ヒト
と
ヒト
は
鏡
だから
ね
今日
は
〜桜の日〜
でも
あるそうよ
美しい季節
に
生まれた
キミ
の
ココロ
に
これからも
数え切れないほど
の
美しい
情景
が
刻まれて
いきますように
決して
其処
に
ワタシ
は
居なくとも
いつも
キミ
の
シアワセ
を
願い
見守っているヒト
が
いるというコト
を
どうか
自信
に
変えてくれますよう
に
春
に
なる
と
彼方
此方
で
クスクス
と
ケラケラ
と
笑い声
が
聴こえてくる
気
が
する
眠気
と
寒気
を
吹き飛ばすため
か
はたまた
長い冬
に
考えついた
妙案
や
発明
を
報告
し合って
いる
の
だろうか
隣り合った
樹々
が
肩寄せ合った
花々
が
クスクス
ケラケラ
笑っている
笑うため
に
笑い合うため
に
生きている
ん
だ
よ
なぁ
そのため
に
生まれ
きっと
出逢えた
ん
だ
よ
なぁ
おほぞらを 水 ながれたり
みづのこころに うかびしは
かぢもなき 銀の 小舟
ああ
ながれゆく みづの さやけさ
うかびたる ふねのしづけさ
〜八木重吉〜
段々
と
近づいていく
人生
の
終焉
その分
段々
と
強く
深く
感じるコト
が
増えていく
人生
の
醍醐味
喪っていくワケ
でも
なく
諦めていくワケ
でも
ない
そう
最後
の
選択肢
を
いつか
選ぶだけ
なのだ
半ば
導かれながら
半ば
望みながら
不思議
な
縁
を
感じるコト
が
ある
人生
の
節目
節目
に
たとえば
たまたま
隣り合わせたヒト
と
昔から
の
トモダチ
の
ように
話が
盛り上がったり
キッカケ
は
トモダチ
の
トモダチ
だった
の
に
気付けば
もともと
の
トモダチ
より
近しく
なって
いたり
心地よい
印象
が
ずっと
残っている
ヒト
と
うんと
オトナ
に
なって
心地よく
再び
出逢えたり
深く
其のヒト
の
コト
を
知らずとも
何もかも
解り合えている
ような
感覚
に
陥ったり
昨夜
は
久しぶり
に
其れ
を
感じた
築20年以上
経過した
わが家
の
給湯器
が
最後の反乱
を
興し
散っていった・・
哀しいコト
に
週末
は
業者さん
の
応急措置
が
適わず
お風呂難民
と
なった(涙)
其れ
で
末ムスコ
と
協議のうえ
主人
の
実家
に
お風呂
を
借りに
向かった
突然
の
お願い
にも
快く
迎え入れてくれ
カラダ
の
芯まで
解し
温めて
もらった
お風呂上がり
に
母
と
何気ない日常
の
報告など
し合っていたら
久しぶり
だった
の
と
気付けば
起きている
のは
母とワタシ
だけ
だった
の
と
真夜中
の
ディープな雰囲気
の
ドラマ
が
テレビから
流れていたのも
相まって
か
なかなか
面白く
なかなか
奥深く
なかなか
赤裸々
な
真夜中
の
ガールズトーク
に
持ち込んでいった
世の中
では
嫁姑バトル
などと
自然現象
の
ように
揶揄される
立場
なのに
ワタシ
は
びっくりするくらい
この
母
を
とても
好いている
付き合い
が
長くなればなるほど
絶対的君臨している
実母
を
想うキモチ
と
グングン
近くなってきているほど
だ
付き合い当初
結婚当初
は
〜お母さん、ムスコさんと
出逢わせてくれてありがとう。〜
と
ココロ
で
手
を
合わせて
いたけれど
近年
は
〜あぁ、こんな素晴らしい
お母さんに
出逢わせてくれてありがとう。〜
そう
主人
に
ココロ
で
Vサイン
を
送っている
傲らず
押し付け過ぎず
ちょっとだけ
心配性過ぎる
の
が
心配では
あるけれど
ココロ
が
綺麗
で
ココロ
が
柔らかく
て
ココロ
が
枯れない
ヒト
時折
見せる
人間くささ
も
いつも
ダダ漏れ
な
情の深さ
も
たぶん
一生
敵わない
負けるが勝ち
万歳!!!
と
想わせてくれる
ヒト
眠気ざまし
の
珈琲
片手
に
湯冷めせぬよう
コート
の
襟
を
立てながら
ドライブする
真夜中
の
帰路
の
空
には
月
が
明るく
浮かんでいて
雲
を
オーロラ
みたい
に
照らして
心地好かった
母
が
ニッコリ
進む
路
を
照らしてくれる
よう
な
気
が
した
寝不足
なのに
とても
穏やかな
キモチ
で
ぐっすり
とても
質の良い
眠り
も
与えて
もらえた
母
には
一生
を
かけて
感謝
を
還していきたいな
改めて
そう
想えた
今日
で
佐世保市営バス
が
一旦
業務
を
終了する
と
いう
今日
は
全路線
終日無料
だ
とか
普段
は
見られない
満員
の
バスだらけ
に
なるかもしれません
ね
ただ
明日から
も
民間移行提携
という
カタチ
で
此方
も
馴染み深い
西肥バス
が
ほぼ
全路線
を
引継ぎ
何ら
不自由無きよう
計らわれるそうです
記念
に
乗りに行きたい
気
も
するけれど
普段どおり
バス
を
移動手段
と
している
方々
の
ご迷惑
に
なりそうなので
いつも通り
クルマ通勤
と
いきましょう
バードモナミ
の
閉店時
も
なんだか
異様な騒ぎ
だったけれど
一旦
その場から
遠退いたモノほど
お祭り騒ぎして
しまう
のが
人間
の
愚か
で
愛らしい
トコロ
なのかもしれない
ですね
其の時間。
は
其の時。
に
しか
実在しなくて
離れたのは
自身なのに
無くなると想うと
取り戻したくなったり
いちばん
ラク
で
美しい
のは
実在せぬモノ
は
想い出。
と
して
存在させていくコト
なのかも
しれません
そう
想えるように
なった
のは
齢
を
重ねたから
か
経験
を
重ねたから
か
今日
は
ムスメ
の
誕生日
21歳
です
〜お誕生日おめでとう〜
早いモノ
で
上京して
ちょうど
1年
経ちました
頭
から
湯気
が
プシューッ
と
出そうな時
ココロ
の
つっかえ棒
が
ポキン
と
折れそうな時
何
も
発しない
のに
不思議
と
ヤッホー!
と
LINE
が
届く
なんだか
おそろしく
も
(笑)
有り難い存在
よく
離れたらダメになる。
とか
近すぎてもダメになる。
とか
強がり
や
云い訳
を
みんな
想い付く
し
自身
に
云い聴かせたり
する
けれど
潜在的
に
ただ
いとしく
ただ
大切
に
ただ
尊敬して
互い
に
想い合っている
ならば
ココロ
と
ココロ
は
常
に
引き合って
惹き合って
いる
モノ
なのでしょうね
大好きな山
の
大好きな場所
の
ヒトツ
に
ブランコ
が
2つ
並んでいて
時々
訪れます
今度
ムスメ
が
帰省したら
ぜひ
連れて行きたいなぁ
と
想っています
普段
は
たいてい
其処
には
ヒトリ
で
居るのだけれど
ゆらり
ゆらり
揺られながら
隣
に
いま
想うヒト
の
イメージ
を
ちょこん
と
座らせています
膝
と
膝
突き合わせて
見つめ合う
のも
素晴らしい
けれど
やはり
好む
の
は
望む
の
は
横並び
隣り合わせ
同じ
景色
も
其々
の
視点
で
眺めて
は
気付き合い
伝え合いたい
時には
チラチラ
横目
で
見惚れながら
時には
しっかり
目
と
目
を
見合わせながら
笑ったら負け。
なら
ぜひ
負けたい。
勝ち。
だけ
が
プラス
に
なる
訳
じゃ
ない
からね
人生
なんて
きっと