イクツキ

リズムに例えるなら　トントトンでしょうか

駆け足の月　一月も最後の日です

一年のスタートの月だから　出だし肝心　テンポよく！を

モットーに　過ごしたひと月　楽しかったな

その〆となる　昨夜　久々よしだ屋ナイツに

スタッフとして　参加！？してきました

穏やかな雨音と　kenny.Gの心地いいサックスの音色に包まれた

ゆうるりとした時間　昼のランチタイムとはまた一味ちがい

アットホームな雰囲気で　私たちスタッフもリラックスさせていただきました

よしだ屋のお客様は　みなさん個性的で　素敵な方ばかりで

刺激も　やすらぎもいただいております

普段は慌ただしくて　なかなか談笑とは　いかないので

この夜は　アレコレ　お客様の愉快なお話や

ジンとくるお話の　引き出しを

グイグイと　開けては　ささやかに盛り上がるのです

常連の　タクシーの運転手さん(仲代達也似）が

おっしゃてた言葉が印象的でした

「今は　不景気で　色んな意味で　ゆとりがないけれど

せめて　食事の時だけは　ヒトの手で作った

温もりのある　モノを　ゆっくり食べたい

そんな時間は　忘れたくない」と

そんな　深みのあるひとときに　よしだ屋を

訪れてくださるとは　なんとも光栄なコトです

環境や条件が芳しくなくとも　その中でベストを尽くす

「らしさ」を　貫く　そうするコトで見えてくるモノ

それを信じ　大切にしていこう

誰かの呟きも　自分のココロに投影してみる

ヒトも　空も　時間も　みんな味方につけて

イクツキも　ニゲルツキも　サルツキも

ガシガシ　追いかけていく

 

 

階段

昨夜は　柔らかな雨が降ったようで

今朝は　春が近づいているのを教えてくれるような

優しい朝の始まりでした

先週ごろから　県内の高校入試が始まり

釣り吉息子も　この頃は　竿を鉛筆に持ち替えて

自分を　追い込んでいたようです

魚のキモチが　少しは解ったかもしれませんね

今朝　初陣へ向かう息子の背中を見ていたら

あ～大きくなったなぁ・・と　感慨深いモノがありました

昨日　友人と　天皇も罪人も　どんなヒトも　

ルーツは　ちいさな手のひらの赤ん坊からなんだよねぇ・・と

話していたんですが　わが子も　いつの間にか

トントンと　大人への階段を　

思いがけず速いスピードで　駆け上がってきていて

もうちょっとしたら　いよっ！て　片手挙げて

横並びしちゃうんだろうなぁ～

明らかにワタシの　最近の上る速度は　ゆるいですから(笑）

高い山に登るモノが　頂上での絶景を　イメージするように

何のために　階段を上りたいのか

何のために　階段を上らなければいけないのか

高くて強い志を持って　グングン踏み出していってほしいものです

守るモノのために　そして自分自身のために

今朝のBGMは　絢香の「みんな空の下」

あなたの笑顔は　誰よりも輝き

曇り空まで　晴れにしてしまう

何度も高い壁　乗り越えたから

何も怖くない　ひとりじゃないよ

みんな空の下

 

ずっとすきでいて もっとすきになって

今朝は　雨が降って　なんとなく淋しい　一週間のスタートでしたね

でも日中は青空も見えて　頑張れ～と励まされたようでした

「雨は　夜　降ればいい」　好きなコトバです

空もヒトも　人知れず　

涙は　こぼす方がいいのかもしれませんね

さて　そんな感傷に浸る間もないくらい

今日も　よしだ屋は　たくさんのお客様に

お越しいただき　たくさんの笑顔　

たくさんの「ごちそうさま！」に　元気をもらいました

先日ご紹介した　シチューライス定食（700円）も

おかげさまで大好評です！

ライスや　味噌汁を　ボリュームアップしたので

さらに　満足していただければいいなと思っています

特製ルーの　カツカレー（700円）と　

どちらにしようか　悩まれる方も少なくないようで

定食屋さんだけれど　洋食屋さんのテイストも

拡がりつつあるコトがスタッフとしても

よしだ屋のご飯大好きっ子としても嬉しく思います

築き上げてきたもの、絶対に変えたくないモノは　頑固に守りつつも

新たな風も　味方につける　柔軟性を兼ね備えた

忠誠心と　向上心の多面性は　

オンナ道にも　見習わねばと　思いますね（笑）

そしてさらに　次なる新メニューも　

密かに　大将は試作中のようです

こだわりの一品　完成しましたら　またお知らせしますねっ

お楽しみに～

カタノキズ

最近　忘れていた変な癖が

ふいに　自分の身に　復活しているコトに気づきました

話しながら　考えながら　なぜか

右肩を　左手でポリポリ掻いてしまうというモノ

なんだそりゃ　大したコトないじゃんと

思われるでしょうが　段々エスカレートして

ポリポリ箇所は　傷になり　瘡蓋になり

変な予防注射の痕みたいに　なっちゃうのです

前回も　ノースリーブを着るのをためらうような

痕になってしまい　困ってしまいました

髪をさわるとか　爪を噛むとか　貧乏ゆすりとか

その類の　ストレスを感じてる時に　きっと

起こっているようなのです

そういえば最近特に　自分の時間を

有効に　使えていない気がしています

ずっと続けばいいのにと思うような

至福の時間は　ブッツリと遮断されがちだし

カルキ臭のキツイプールみたいに

もがき　息苦しい時間は

永遠に続くんじゃないかと思う位

ジト～っと　支配してくる感覚です

わかっているなら　自分でネジを捲き

息継ぎしないと　また　変な傷を増やしてしまう

今日はちょうど　仕事も休み

たっぷりの愛情を　自分に注いであげよう

ヒトに否定されても　変えられない不器用さも

ぜんぶ自分なんだから　

たったヒトリの自分だから

　

 

モナカノナカ

最近、喫茶ジジさんのブログにて

ご当地モナカが　あれこれ紹介されていて

へえ～とか　ゴクリとか　和菓子大好きっ子のワタクシは

これまた得意の　妄想テイスティングに酔いしれているのですが

こんな　ワタシにも　モナカネタが・・・

今日　自宅近所の駐車場で

リードをちぎって　逃走してきたと思われる

コーギー犬を　保護しました

どうしたものかと　アレコレご近所さんと話していたら

どうやら隣町から　たまに大脱走してくる常習犯らしい・・

その町名を頼りに　知り合いに連絡を取ってみると

な、なんとその方の二軒隣りの　ワンちゃんでした

速攻、飼い主の方と連絡が取れ　お迎えに来てくださったのですが・・

品のいいおじいさん　きっと慌ててらした中にも

なにか　お礼を・・と　とっさに思われたのでしょうね

「す、すいません　コレいただきもので申し訳ないのですが・・」と

差し出された手のひらには・・文明堂手造り最中の「餡」がポツリ(笑）

心の中で　「あの～皮は・・？」と　呟いたものの

飼い主さんとワンコの感動の再会を　台無しにしたくないし

それが　純粋に和菓子だと思い込んでらっしゃる

真顔の紳士の優しさが　嬉しいのと

完全にワタシの笑いのツボに入ってしまったので

久しぶりに　腹筋運動をした気分でした

ワタシの日常は　まるで最中の餡みたいに

甘くて　柔らかくて　ヒトをシアワセにしてくれる

出来事が　ぎゅ～うっと　詰まっているようです

よかったな　　ほんと　よかった

 

 

守るモノ

今日もよしだ屋は　活気に満ち溢れておりました

お客様との　軽快なやりとり、テンポが　

私たちスタッフの　日々の原動力となってます

一日を反芻しながら　駐車場に向かう途中に

亀の浦恵比須神社という　小さなお社があります

新年を迎えてから　ずっとそこには青い無数の

幟が掲げられており　今日しみじみ眺めていたら

この港町の伝統とか歴史を　垣間見たようで　

なんだかジ～ンとしてしまいました

ワタシは　まだ二年ちょっとの　なんちゃって住人ですが

この町には　色んな商売人さんが　各々　代を受け継ぎ

共存して　暮らしていらっしゃいます

よしだ屋の大将も　ご近所さんにとっては　OOOちゃん！なんて

幼い頃の　イメージ　呼び方のままのようです

隣に住んでいる人とも　挨拶を交わす程度の

浅いお付き合いが　一般的となっている昨今には

珍しくなった情景を　目にするコトも多く

タイムスリップしたような　キモチになります

守りたいモノ　守らなきゃいけないモノがあれば

そう　ヒトは　強くなる

強くならなきゃ　守れないから

どんな風にも　はためく無数の幟のように

ゆるがないココロで　ビクともしないココロモチで

守っていこう　それは

守られているというコトにも　なるのだから

この港町の中で

そして　ワタシ自身の人生の中で

 

ラブチーノ

一週間頑張ったご褒美に　仕事帰りに

意外にも　今年初の　cafe SLOW HANDへ

ホッと一息つきに　ビュンビュン車を走らせました

店内は　相変わらず　たくさんのお客様で

にぎわっていて　でも　ガチャガチャ感はなく

それぞれが　ゆったりと　心のゼンマイを巻いているように

くつろいでらして　心地よい空間を　共有していました

みなさんもそうかと思いますが　いつも　紅茶かコーヒーか

どちらにしようか　シアワセな悩みから始まるスロハンタイム

今日は　苦みとミルクのまろやかさに包まれたくて

カプチーノをオーダーしました

ぼんやりと窓の外を眺めていたら　魔法のように

ふわ～と目の前に　置かれたイタリアンレッドのカップ

さらには　Mr.ノブック！？の　ハンドパワー

写真の通りの　ハート♡模様

そして　あのシャイでハスキーな声で一言・・

「はい、ラブチーノ」ですと！

ずるいぜバリスタ　乙女心をくすぐるぜって

心で呟きながら　飲み干すと

モヤモヤが　すう～っと晴れていったのでした

めでたしめでたし(笑）

あとひと月足らずで　バレンタインデーです

肉食系女子のみなさま！

ぜひ　「ラブチーノ　」パワーを借りて

・・・アタックチャンス！

空といふモノ

雪解けを　待っていたかのように

ここ数日カチコチになっていた　思考やカラダが

なんとなく　少しずつ　ほぐれつつあります

今年は　昨年よりも　より多くの本を読み

色んな思想や　幻想に　

身を委ねてみようと　思っていたのも忘れて　

ただその日が終わるのを　じっと待っているような

弱気な日々だったな　

そんな自分のブレを　受け入れられず

凹むこともしばしば　

２００９が２０１０になっただけ　

それだけなのに

焦るな　うつむくなと　言い聞かせるかのように

一冊の写真集が　今夜は　ワタシに　

チカラを　与えてくれています

大好きな写真家　荒木経惟氏と　

詩人　谷川俊太郎氏の

感性が響き合う　「写真ノ中ノ空」　

ほとんどが　モノクロの　どこか　もの哀しい写真とコトバたち

色や　華やかさが　失われれば　失われるほど

鮮やかに　ココロに届くとは　なんとも皮肉だけれど

まだまだ　自身のイマジネーションは　

生きていると　励まし　諭してくれているかのよう

ちょうど１００頁目の　コトバを呟きながら

眠りにつこう　今夜は　

悪い夢を見ないで済むように

「どんな分厚い雲の上にも

いつも青空はあるということ

どんな暗い夜にも

どこかの国の誰かの上に　

青空はあるということ」

 

 

 

 

ことことこっとん

雪に包まれ　色んな想いを抱かせてくれた

一週間もあっという間に過ぎ　もう週末です

今週も　みなさまのおかげで楽しくお仕事させていただきました

明日は　よしだ屋ナイツ　土曜の夜のひとときも

ずいぶんと　巷に浸透してきているようで　嬉しく思います

昨年から　豚うどん定食や　和風煮物定食

そして　冬の風物詩ともなった！？牡蠣のみそ汁などなど

伝統の中にも　新しい風や　お客さまの嗜好の多様化に応えるべく

新メニューを　大将を中心にスタッフ一同生み出してきましたが

ジャンジャジャジャーン！のパンパカパーン！

今日また一つ　新たなよしだ屋テイストが誕生いたしました

その名も　「ビーフシチューライス定食」(700円）です

二晩かけて　コトコト煮込んだ　

肉と野菜の旨みが　たっぷりしみ出したビーフシチューを　

炊きたての　地元世知原の清き水で育まれた

ピカピカご飯に　たっぷりかけて

生クリームとパセリで　より風味豊かに仕上げた一品

こちらに　よしだ屋名物みそ汁と　サラダ、小鉢がついた

とてもバランスのいい内容となっております

佐世保と云えば　「海軍サンのビーフシチュー」が

全国区で　佐世保バーガーと並んで有名ですが

それに負けず劣らず　試行錯誤して生み出された自信作です

ぜひ一度お試しくださいね　まろやかでコクがあって

ワタシも　賄いの時に　試食させていただきましたが

いくらでも入りそうでコワイな(笑）と　思いましたよ

熱い想いと　アツアツの一品を　

暖かな春を　待ちわびる皆様に　お届けできたらと思っております

明日も　みなさまのお越しを　心よりお待ちしております

 

all for one

連休最終日 みなさまはいかがお過ごしでしょうか？

ワタシは オフロ読書に コタツで蜜柑と まったり過ごしましたよ

最近 時々 頭がボワンとしたり クラリとするコトがあるので

休養の為の 休日という訳です

ちょうど 高校サッカーの決勝戦が テレビで中継されていて

気分は 国立競技場のサポーターになって観ハマッてしまいました

ビジュアル的には 青森山田を応援しちゃいましたが

両者ともに ハイレベルな技術とひたむきさ

強い精神力は プロ並みで 観客のココロにまでも

イイ汗を かかせてくれる清涼なひとときでした

他のスポーツにも通じますが 頂点を目指すには

技術ももちろんのコト 指導者やチームメートとの

信頼感,連帯感が 重要であり

ある選手のコメントは 実に印象的でした

「監督から、お前が楽しんでサッカーをできるのは

みんなが お前の力になりたいと願ってプレーしてるからだ.と

そういわれて 自分は 上手いから楽しいんだと

自惚れていたのを 恥じ

自分を よりいっそう厳しく見つめ直そうと思いました」

その言葉は ワタシたちの日々の暮らしにも通ずると思います

仕事や恋愛 そして人生そのものが 順調な時は

自分の頑張りだとか 運がいいからなんて思いがちですが

自分を認めてくれるヒト、押し上げてくれる存在

差し伸べてくれる手や 貸してくれる胸や肩があってこそのものなんですよね

どんなに 孤独や絶望感を味わっても

何にもないとか 誰とも関わらない人生なんてありえないですもんね

目にするもの ココロに届く 色んな出来事は

いつも ありがたいメッセージを 送ってくれます

この世に存在する 全てのモノが

メッセンジャーであり 道しるべなのかもしれません

さぁ また明日からも 頑張ろう