此の季節
雨が
陽射しが
風が
闇が
植物に
伸びるチカラと
耐えるチカラを
与えてくれて
ぐんぐん
ぐんぐん
育っている様を見せてくれる
買ってきて
植え替えただけなのだけれど
洗濯モノを干す時に
ーおはようー
と
洗濯モノを取り込む時に
水やり
と
接していると
表情が垣間見れる気がして
わが家の一員
わが家の彩りなんだなぁ
そう想えてうれしい
ほんの数日で
グンと伸びる様
ワタシたちの一生に比べたら
きっと短いからこそ
一日一日を
謳歌し
何故遺せぬか
そう
陽に問い
雨に請うているのだろう
一生かけて
咲き切り
証を残す
愛すべき一輪
ぼんやりした
此の思考に
問いかけてくれるのは
咲き残したコトはない?
根を張りそびれたコトはない?
目醒めると
うれしい報せが!
ワタシの初エアメイル
無事に
空を駆け
海を越え
時を繋ぎ
心友のもとへ
届いた模様!
パチパチ
パチパチ
頭の中に
ファンファーレと
拍手が
鳴り響いてる(笑)
それくらい
う・れ・し・い♡
一時期は
世界的
コロナ禍で
流通に影響が・・
と
云われていたけれど
沢山の方々が
あーしようか
こうしようかと
世界中で
知恵を絞り
現状を打開している一端を
垣間見せてもらえる機会にも
なった気がする
あー
どうりで
最近
ウキウキしたり
ドキドキしたり
やたら眠たかったのは
手紙に託し
想いを伝える長旅を
愉しんでいたからなのかな
妄想トリップ(笑)
いまごろ
ワタシは
カノジョに
微笑まれながら
カノジョの手の中で
ホゥッとしているコトでしょう
そちらは
どうだい?
カノジョは
元気かい?
取り巻くセカイは
眩しいかい?
最近
自身の機嫌の取り方が
吾ながら上手いなぁと想う
思考や
視界が
澄み渡る。
と
迄は
云わぬが
クリア。
だなぁ
とは
想う
振り返れば
機嫌の良し悪しなんて
自身の感情の落としドコロ
に
過ぎず
どんなに華麗に舞おうが
どんなに荒ぶ風に抗おうが
自身の着地ポーズ次第
なのだから
競わず
較べず
押し付けず
過剰に
燥がず
過剰に
受け止めず
ニンマリ。
とか
ジンワリ。
を
糧に生きている
朝
一杯の珈琲を淹れ
好きな音楽に耳を傾け
謎のスイングをする
夜
歯磨きしながら
シミも
シワも
あるのに
何故かニヤついてる
鏡の中の自身に
ピースする
傍から見たら
フツー。
でも
ワタシにとっては
最高難度の着地点
今日も
ニンマリ
ジンワリ
ビシッと
決めたる
でいっ
52ヘルツのクジラ
とは
一般的な鯨とは異なる
高い周波数で鳴く
世界で一頭だけの鯨
なのだ
とか
たくさん鯨が存在する中
何方にも
届くコトのナイ
呼び声
其れを
鯨のセカイで
最も孤独だと
憐む声も聴くけれど
研ぎ澄まされたセカイ
だから
惑わされずにすむのかもしれない
貫き通せるのかもしれない
溢れる光
を
零れる雫
を
誰しも
夢見がちだけれど
不意に落とす影
に
こそ
ふとした静寂の中
に
こそ
放たれる希望
の
求める声
の
輪郭を
見い出せるのだ
孤独
を
影
を
静寂
を
恐れるコトなかれ
咎めるコトなかれ
そして
憐むコトなかれ
むしろ
尊ぶべき
の
其のカラダを持て余すほど
広い海原があるから
其の繊細な唄声に心地好さを
見い出すモノも居るから
孤独は淋しいなんて
決めつけず
自身のルーツを紐解く
其れはきっと
豊かなひととき
なのだから
鯨が求めるモノが
必ずしも
鯨だとも
言い切れぬ
鯨が求めるモノは
ただ自身を
そのまま体現できる
静かな環境
なのかも
しれぬ
穏やかな
月の夜
なのかも
しれぬ
身の丈で
生きていても
不思議と
手に入る
豊かさ
や
贅沢
いや
身の丈で
生きなければ
不思議と
気付けない
眞
の
豊かさ
よ
眞
の
贅沢
よ
大好きな友
より
エアメイルが届いた
消印の日付
を
見ると
概ね
二週間ほど
かかるらしい
もちろん
SNSでも
繋がっているから
瞬時のやりとりも可能
なのだけれど
ワタシたちは
時折じれったさを好む
手紙を書いてくれるひととき
ワクワクしながら
郵便受けをのぞく瞬間
そんな互いの紡ぎが
ひと目ひと目を織り成し
より互いを励まし合う
応援旗となる
ワタシも
初めてのエアメイルに
挑戦してみた
ぎこちないspell
や
見慣れない宛名書きの順序
に
吾ながら
緊張感丸出し
で
苦笑してしまったけれど
何故だろう
誇らしいキモチが込み上げてきた
此の齢になっての
初めて。
は
いつだって
くすぐったいけれど
ワクワクする
いつか逢いに行こう。
まだまだ先だろう
けれど
其の一歩目
が
此のエアメイル
なのかもしれない
そう想うと
すごく勇気が湧くし
自信になる
一足先に
カノジョが住む街
を
愉しんで来てね
他愛無い内容だけれど
少しだけでも
カノジョの笑顔に寄り添えるコト
を
祈って
無事に着くかな
切手四百円の旅
沢山のチカラを借りつつ
また
ワタシたちを繋いでね
ワタシたちを紡いでね
この頃の
ワタシは
ご機嫌だ
三月にて
孫ムスメと遊ぼうミッション。
が
一先ず終了したので
ようやく
少し肩の荷が下りた
(お嫁さんが退職したのです)
さぁ!
何からしようか!?
なんて
考えるだけで
ワクワク
ウキウキしてしまう
とは
云っても
仕事もあるし
愛犬も居るし
お小遣いも
限りあるので
そんな巨大な打ち上げ花火を
愉しむつもりは無い
けれど
趣味に関しては
出来るだけ
ー晴歩雨縫ー
つまりは
晴れたら山歩き
雨なら刺繍(または雨読)
あたりを
嗜んでいきたいなぁと
ニンマリしている
実は
ニガテランキング上位に
裁縫。が
昔から
鎮座していて
いつも
入学や新学期の季節には
うーむ。
と
頭を抱えていた
結局は
雑巾まで
買っちゃうという有り様で
いつも子どもたちには
申し訳無さ一杯だった
とは
云っても
劇的に
好きになったとか
上達したワケではないのだけれど
いつか
時間が出来たら
刺繍。
は
独学でもいいからしてみたいなぁと
温めていたのだ
其の背中を押してくれたのは
不思議なコトに
登山。
登山は
それぞれのレベルや嗜好も
まちまちだから
一概には云えないけれど
イメージとして
ワタシは
標高ゼロ地点から
スタートするモノだと
始める前は
想っていた
でも
大体の場合
クルマを安全に確実に
駐車させていただける
何合目かの登山口から
歩き始めるのもアリなんだよ
と
山が
テイクイットイージー
と云ってくれた気がして
益々のめり込めたのだ
ゼロからとか
イチからとか
気負わず
愉しめばいいんだよ
趣味なんだもん
刺繍も
好きな色を使い
好きなモノを
既成の服やら小物やらに
縫い描くモノ
そう捉えて
気負わず
愉しんでいる
今夜は
つい
大好きなナポレオンフィッシュを
夢中で
お気に入りの
青いパジャマの胸ポケットに
縫い描いていたら
あっという間に
夜更かししてしまった
さかなクンが見たら
ギョギョギョ
と
拒絶されそうなくらい
実在するナポレオンフィッシュとは
程遠いけれど
ワタシにとっては
いつも頭の中で泳いでる
ナポレオンフィッシュが
いま
胸ポケットに居てくれている
もうそれだけで大満足なんだ
今夜は
ナポレオンフィッシュと泳ぐ夢
でも
見られたらいいなぁ
自身が
ご機嫌になれるコトが
趣味。
の
大前提なんだよな
今更ながら
そう
頷く
気付けば
新しい年度
の
はじまり
はじまり