させぼ moonlight serenade

自身の取扱説明書です
きっと

うつわ

2009-03-28 00:46:37 | 日々のこと

あっという間に週末ですね

今日もたくさんのお客様にきていただいて

にぎやかな店内でした 春休みに入り ご家族で来てくださる方も多く

微笑ましい食卓の風景に 心も和みます

よしだ屋の 食材はできるだけ 地元のモノや国産にこだわっているので

小さなお子様にも 安心して召し上がっていただけるかと思います

ご家庭の味には敵わないかもしれないけれど

どんな方にも ホッとしていただける空間・おもてなしができるよう

日々 創意工夫していこうとスタッフ一同頑張っております

気づいた点やリクエストがございましたらぜひおっしゃってくださいね

さて 先日歯医者さんの待合室で一冊の本と出会い ハッとしました

エッセイストの下重暁子さんの「持たない暮らし」という本

最近よく見かける収納術とか整理整頓術とかのハウツー本とは

もちろん違って 日々の暮らしの贅肉を落とし

本当に必要なモノを 見極めて 大切にしていきましょうという 

当たり前だけど見落としがちなコトの提唱でしょうか

自分の息づく場所をぐるりと見渡すと 絶対にこれがないと

生きていけない!というものが 圧倒的に少ないことに気づきます

でも傍から見たら なんじゃこりゃガラクタじゃん!って云われそうでも

そこにある全てのモノには 思い入れと理由があるような気がします

笑顔のカケラ 涙のカケラみたいな

迷った時や 行き詰った時に 

なにも間違っていないよって 指し示してくれる道標たち

「持たない暮らし」とは ワタシにとっては

自分の器で受け止めきれないものは持たないという意味かも

正確には 「持てない」なのだろうけど・・

あれこれ頭でガチガチ考えず 美味しいお茶を飲んで

好きな音楽を聴いて 好きな本を読んで 

煮詰まったらリセットしていくに 限りますね

今夜のBGMは aikoの「三国駅」

もしも あなたがいなくなったら

あたしはどうなってしまうんだろう

持ち上がらない位に首をもたげて泣くのかな

寒さに堪えきれずに 温もり求めた先に

あなたの指と腕がある それでいい

それだけでいい

自分の器では 受け止めきれず

零れゆくモノは

両の手で 掬いあげればいい

跡形もなく 消え去っていくコトを

ぼんやりと見送らないで済むように

その両の手がまた器になることを願って

 

 

 

 

 

コメント
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