雪解けを 待っていたかのように
ここ数日カチコチになっていた 思考やカラダが
なんとなく 少しずつ ほぐれつつあります
今年は 昨年よりも より多くの本を読み
色んな思想や 幻想に
身を委ねてみようと 思っていたのも忘れて
ただその日が終わるのを じっと待っているような
弱気な日々だったな
そんな自分のブレを 受け入れられず
凹むこともしばしば
2009が2010になっただけ
それだけなのに
焦るな うつむくなと 言い聞かせるかのように
一冊の写真集が 今夜は ワタシに
チカラを 与えてくれています
大好きな写真家 荒木経惟氏と
詩人 谷川俊太郎氏の
感性が響き合う 「写真ノ中ノ空」
ほとんどが モノクロの どこか もの哀しい写真とコトバたち
色や 華やかさが 失われれば 失われるほど
鮮やかに ココロに届くとは なんとも皮肉だけれど
まだまだ 自身のイマジネーションは
生きていると 励まし 諭してくれているかのよう
ちょうど100頁目の コトバを呟きながら
眠りにつこう 今夜は
悪い夢を見ないで済むように
「どんな分厚い雲の上にも
いつも青空はあるということ
どんな暗い夜にも
どこかの国の誰かの上に
青空はあるということ」