弦楽器その2・Strum Stick 完成しました
ちょっと時間がかかりましたが、弦楽器その2完成です。
Strum Stickというアメリカの弦楽器を参考に作りました。
三弦の弦楽器で、指板にフレットは付いていますが、その位置が沖縄の三線の押さえる位置と同じです。
三線ではフレットのないただの棹ですから、押さえる所が正確に押さえられなくて難しい部分なのですが、これはチューニングさえできていれば大丈夫。
しかも伴奏楽器としてシンプルなもので、これもビギン考案の「一五一会」とよく似ています。
そんなわけで、本物を見たことも触ったこともありませんが、ネット上の写真や英語の説明文を参考にして、試行錯誤でここまでたどり着きました。
今回はペグがしっかりしているのでチューニングは楽に正確にできるのではないかと思い、昨夜、弦を試しに張ってみました。
ところが、今朝見たら弦の張力に負けて、弦を留めている材が剥げてしまいました。
そこで急遽、木材の留め方を変更、木ネジでしっかり留め、皮革を底の面から渡して補強しました。
弦の張力は強いということを改めて実感したところです。
ともあれ、ネック、ブリッジを取り付けて、再度弦を軽く張ったところで写真を撮りました。
姿はStrum Stickそのものです。
後は、ちゃんとチューニングができて、それなりの音が出るのかどうか。
やってみなければわかりません。
ただ、たくさん失敗していろいろなことを体得しましたので、Strum Stickの第一号として上出来だと思っています。
クラシックギター用の三連ペグももう片方ありますから、もう一つ作らねばなりませんね。
次はもう少しうまくできることでしょう。
とりあえず、このシリーズでは作る過程をお見せしました。