ある日の
おもしろ印作りの風景です。
自宅の場合ここが作業場です。
つまり、庭の自作テーブルの周辺。
お気に入りの場所でもあります。
目のことを考えて、庭や遠くを時々見ながら
刻せるのがいい点です。
また、石を刻すと、どうしても石の粉がでます。
庭だと後始末もとても簡単。
石灰分ですから、庭にまきます。
でも、自然光ですから無理はしません。
暗くなったらおしまいです。
この印刀に注目してください。
これも手造り。
鍛造という技術、専門家の先輩と一緒に作りました。
僕はデザインして、
あーだ、こーだと注文つけて
ヤットコで押さえていたり、
ハンマーを数回振り下ろしただけ、
ほとんど先輩が作ってくれたものですが。
鋼もいろいろあって、これは高速度鋼といい、
機械の工作に使う一番堅い鋼です。
切れ味抜群、愛用の逸品になりました。
ついでに、カリン。
自然に実が落ちたので
テーブルの上で香を楽しんで、
それから、紙押さえの文鎮代わり。
2×2センチのおもしろ印二つ。
人物シリーズ。
小さいので分かりませんね。
机も印刀もカリンも印も手作り・・・徹底的に楽しんでますね。しかも自然に。できそうでできないことだと思います。
石刻風景1。それでは2、3、・・・と、続きも期待しています。
手に馴染むような曲線、
持ったときのバランスのよさが想像できる。
いいなあ。
でも北海道では、もう雪虫が飛ぶ季節。
お天気のイイ日じゃないと、野外スケッチも寒くて、つい億劫になります。
>絵を描くように字を書けばいいのです
と、有難~い教えを戴いたけど、そんな風に上手く行かないですよ。
でも、少しづつ練習してみようかなと思ってます。
人物シリーズの印、見たいな~。
遠くを見たりするけれど、どうもぼんやりしてしまって
これって老眼って言われてるものなのかーとがっくりきてます。
カリンが実る庭で風に吹かれて...
嗚呼、ホントうらやましいです。
僕もこの前「いい職場」といわれて、
はっとしましたよ。
マイナス面を嘆いても仕方がない、
プラスに考えていこう、とね。
このブログには、自分で作ったものを!
というルールを貫いているつもりです。
だから、写真に撮ると
そうなってしまうだけです。
やっている人にしか分からないけれど、
握りの感触とバランス、重さ、
親指のフィット感。
特に僕は握刀だから、親指の力のかかる部分が
重要なのです。
また、やりたいなー。
今度は自分でハンマー打ちたい。
家の中に自分のアトリエがないからでーす。
それから、印の場合は後かたづけのことを考えると、断然外がいいのです。
絵も外の方が気分がいいです。
書は自宅の場合面倒。
場所を確保し、毛氈を広げて・・・。
まあ、庭にもう一部屋つくっちゃえ、と。
九州はまだまだ暑いのです。
もう亜熱帯ではなく、
熱帯地方になったのかもしれません。
おもしろ印人物シリーズは
一週間に一つくらいのペースで出てきます。
塞翁が馬、怪我の功名、的です。
でも、印は外で刻すのをお勧めします。
昨日は椅子の背もたれのアール部分を
のこぎり、のみ、やすりで格闘。
その後、印を二つ。合間に植木の手入れ。
朝から夕方までずっと外でした。
老眼が始まって、近視の眼鏡を外すと
印を刻すには丁度よく見えます。
今のうちに沢山作ろうと思います。
老眼だって悪くない。
ここでは、雰囲気だけ伝えたかったので、
はっきりしてないですね。
おもしろ印人物クイズは
海山のおもしろ印 のブログで
しっかり出しますから。
さて、それでも、よく見えない中を回答していただきありがとうございました。
答えは
一人は正解、とだけ言っておきましょう。