子供音楽グループ『ヴァルシェブニキ(魔法使いたち』に会う前に、
ヴォロネジでひとつしておくことがあった。
それは、S先生が紹介してくれたヴァレリーさんと会うことだ。
ヴァレリーさん(男性です)は、「子供美術学校」に勤務し、
子供たちに日本語を教えてる。ヴォロネジを訪問する日本人は珍しく、
子供たちに〝ホンモノの日本語〟と触れさせたいので
できれば5月8日18時からの日本語教室に来てほしい、
と前から言われていたのだが、その時間は『ヴァルシェブニキ』との
インタビューがあるので、急遽その日の朝、学校を訪ねることにした。
市中心部にある「子供美術学校」は、40年以上前に創立。
国立でありながら授業料を払うかわりに、4年間で
絵画、彫刻など美術全般を集中的に学ぶ。いわゆる英才教育である。
5歳~10歳の初級クラスを2年、11歳~14歳の上級クラスを2年。
午前中は8時30分から12時まで、午後は3時から9時まで。
夜の部は大人も一緒に学べるのが、この学校の一番の特色だ。
校長、副校長以下、先生方総出で校内を案内してくださる。
教室を一巡した印象では、ここでは基礎の基礎を徹底して教え、
そのうえで生徒たちの独創性をのばす教育を施しているもよう。
基礎を決しておろそかにしないのは、ロシアの常だ。
さて、ここへ来た真の目的は、日本語交流。
日本語を学ぶナターシャちゃんが、日本語でご挨拶。
ナマの日本語に触れていないので、ちょっぴり硬い感じだが、
正統派のきれいな日本語だ。同行のママは数学の先生だそう。
ヴァレリーさんのクラスでは、日本の童謡を題材にして、
子供たちに自由に絵を描かせるという試みを実施。
何枚か絵を見せていただいたが、日本と中国のイメージが
ごっちゃになっていたり、赤い靴はいてる着物姿の女の子が、
Tシャツにジーンズの異人さんに連れられて
アメリカ行きの船に乗ってっちゃったり(笑)。
うーん、ちょっと違うな~、と思いながらも
ロシアの子供たちの日本に対するイメージが垣間見えて面白い。
なによりも、語学と歌と絵画を結びつけて学ばせる、
という指導する側の発想に感心させられたものであった。
(ほかにも傑作絵画が目白押し!またの機会に…)
ヴォロネジでひとつしておくことがあった。
それは、S先生が紹介してくれたヴァレリーさんと会うことだ。
ヴァレリーさん(男性です)は、「子供美術学校」に勤務し、
子供たちに日本語を教えてる。ヴォロネジを訪問する日本人は珍しく、
子供たちに〝ホンモノの日本語〟と触れさせたいので
できれば5月8日18時からの日本語教室に来てほしい、
と前から言われていたのだが、その時間は『ヴァルシェブニキ』との
インタビューがあるので、急遽その日の朝、学校を訪ねることにした。
市中心部にある「子供美術学校」は、40年以上前に創立。
国立でありながら授業料を払うかわりに、4年間で
絵画、彫刻など美術全般を集中的に学ぶ。いわゆる英才教育である。
5歳~10歳の初級クラスを2年、11歳~14歳の上級クラスを2年。
午前中は8時30分から12時まで、午後は3時から9時まで。
夜の部は大人も一緒に学べるのが、この学校の一番の特色だ。
校長、副校長以下、先生方総出で校内を案内してくださる。
教室を一巡した印象では、ここでは基礎の基礎を徹底して教え、
そのうえで生徒たちの独創性をのばす教育を施しているもよう。
基礎を決しておろそかにしないのは、ロシアの常だ。
さて、ここへ来た真の目的は、日本語交流。
日本語を学ぶナターシャちゃんが、日本語でご挨拶。
ナマの日本語に触れていないので、ちょっぴり硬い感じだが、
正統派のきれいな日本語だ。同行のママは数学の先生だそう。
ヴァレリーさんのクラスでは、日本の童謡を題材にして、
子供たちに自由に絵を描かせるという試みを実施。
何枚か絵を見せていただいたが、日本と中国のイメージが
ごっちゃになっていたり、赤い靴はいてる着物姿の女の子が、
Tシャツにジーンズの異人さんに連れられて
アメリカ行きの船に乗ってっちゃったり(笑)。
うーん、ちょっと違うな~、と思いながらも
ロシアの子供たちの日本に対するイメージが垣間見えて面白い。
なによりも、語学と歌と絵画を結びつけて学ばせる、
という指導する側の発想に感心させられたものであった。
(ほかにも傑作絵画が目白押し!またの機会に…)
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