高台寺(こうだいじ)は京都観光では人気が高く、建物・庭園・茶室などや枝垂桜などの見所がたくさんあります。
桜・紅葉のシーズン中はさらにたくさんの観光客が訪れます。周辺には清水寺・八坂神社・知恩院などがあり、
桜や紅葉でも名所が多いエリアです。
この寺は慶弔1年(1606年)、戦国大名・豊臣秀吉の妻である北政所(きたのまんどころ)ねねが、夫の菩提を弔
うために開創したものです。寛永元年(1624年)の建仁寺の三江和尚を開山に迎え高台寺と号しました。正式名
は高台寿聖禅寺ですが、通称「ねねの寺」と呼ばれ、したしまれています。造営の際には徳川家康からも援助を受
け、伽藍は壮麗を極めたと伝えられていました。
残念ながら度重なる火災で伽藍の大半を焼失、現在は難を逃れた霊屋(おたまや)、開山堂、茶室の傘亭・時雨亭、
観月台(かんげつだい)などが残っているのみです。
PENTAX K-5 ”雅”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮った。