瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

桜橋~神田川の源流を訪ねて~その10

2019年04月19日 02時55分02秒 | 旅の覚書
前回に続いて神田川を遡り、架かる橋を数えて行きます。
41番目の神高橋~47番目の瀧澤橋までの間は、川沿いに歩く事が出来ません。
初めて歩く人は少し道に迷うかもしれない。
その場合、新目白通りを軸に、突き当たる左角を片っ端に行くコースが解り易いけれど、ぶっちゃけ遠回り過ぎる。

●下流から数えて42番目の橋…清水川橋 
高田馬場駅早稲田口向かいの、手塚キャラ壁画横より細く続く、さかえ通り商店街を抜けて行く方が近道。
商店街途中で角を右に曲がれば清水川橋に出られ、更にそのまま直進すれば次に架かる田島橋まで行けます。

 
清水川橋を渡った先の「さかえ通り商店街」は、商店街と言うより昭和の飲み屋街な雰囲気。
夜はキャバレーや飲み屋の呼び込みが盛ん、風紀は悪いが懐かしい空気。


↑さかえ通り商店街の八百屋に居た猫。
八百屋や床屋といった一般の店も一応営業しています。


↑清水川橋下流側の眺め、川幅が急に狭くなるのが見て取れます。


↑清水川橋上流側の眺め。

●下流から数えて43番目の橋…田島橋 
さかえ通りへの出入口となる橋。

 
上流側には富士大学が建っている、そのせいか夜でも学生さんの通行が多いです。




↑田島橋下流側の眺め、直ぐ側に消臭剤で有名なエステーの本社が在ります。


↑田島橋上流側の眺め。

神田川から少し外れるけど、田島橋が架かる地点より新目白通りを横断、坂を上がってった所に在る「おとめ山公園」では、湧水を利用してヘイケボタルを飼育しているそう。
蛍が飛び交う昔の神田川の風景を再現する場所として人気が有ります。

●下流から数えて44番目の橋…東京富士大学構内橋 
富士大学の関係者しか日常渡れませんが、神田川に架かる橋としてカウント致します。

●下流から数えて45番目の橋…宮田橋 
下流より歩いて来た場合、田島橋から富士大学に沿って曲がるルートが解り易いかと…突き当たった左角から道へ入れば渡れます。

 
この辺りは学校が多く建つ事から、生徒が下宿する為のアパートも多い、最近はマンションも建設中です。
近くには図書館、コインランドリー、銭湯も在り、学生の為の街って雰囲気。


↑宮田橋下流側の眺め、所々桜が咲いてる。


↑宮田橋上流側の眺め、川の流れが緩やかに右へカーブしてますね。

●下流から数えて46番目の橋…落合橋 
嘗てこの橋が架かる辺りで高田馬場分水路と妙正寺川が合流、2本の川が落合う場所=「落合橋」と呼ばれる様になったとの事。
現在の妙正寺川は辰巳橋が架かる付近にて暗渠となり、神田川高田馬場分水路に吸収される形で消えてしまうそう。
神田川に架かる高田橋下で再び地上に出て、神田川に合流すると考えていたけれど、本流と交わる2本の流れは妙正寺川ではなく、高田馬場分水路を流れて来た神田川という事になるらしい。(こちらの記事を参考に致しました→http://toutoi-tokyo.blogspot.com/2012/11/blog-post.html)

 
下流から歩いて来た場合は、宮田橋と同じく、次に突き当たる角より道に入れば、落合橋を渡れます。
橋の両岸とも人が通れるスペースが殆ど無い為、橋下を撮影するのが難しい…私有地に入る訳にいかないので。(汗)


↑落合橋下流側の眺め。


↑落合橋上流側の眺め、右に左にクネクネ蛇行して行く川の流れ。

●下流から数えて47番目の橋…瀧澤橋 
この橋より上流、川沿いに歩ける遊歩道が復活!

 
更に両岸とも桜並木が復活、橋の上からの眺めは御覧の通り、大変美しい。
近くに日本語学校が建ってる関係で、春になると大勢の外国人が花見してます。

 
↑瀧澤橋下流側の眺め。

 

 

 
↑瀧澤橋上流側の眺め…どっちを観ても桜、桜、桜…満開を迎えると、正面が見えない位に覆われます。


↑おまけの八重桜、瀧澤橋付近に1本だけ咲いてます。(見頃は4月下旬)

コメント
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