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その時代の“熱”の中で読む @ 松下竜一『私兵特攻』

     とってもいい作品を著すけど、世間的には全く評価されない代表格が、この松下竜一じゃないでしょうか。 この『私兵特攻』は、1945年8月15日の夕刻、つまりポツダム宣言受諾が公表されたのちに、部下22名を引き連れて特攻攻撃を仕掛けた宇垣中将。  中将と死を共にした部下たち、特攻に参加したものの死ねなくて戦後、心に傷を抱えたまま生き続けた部下たち、そういう彼らの記録を . . . 本文を読む
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