思ふこと秋のいのちの果つるまでともに生きるとねがふ我なり
移りゆく祖谷の山にぞ秋来ればわびしき庵に忍びつるかな
秋蟲の遅々にみだれて鳴く音にも月のあかりに流れさるかな
荒れ山に一声鳴きし虫の秋
祖谷山の高嶺を目指せ花すすき
山のべに里人恋し萩の宿
立待の月に焦がれし三嶺かな
「ひとは死を考えるとき、意識するとき、命を深く生きようとする」
傷つき荒れてゆく自然、山を伴侶のように共に歩むとき、深く愛して理解して
深く寄り添い、生を深く生きようとしたい。
生の根底に哲学をもち、自然、山の哲学に溶け込んで生きたい。
薄っぺらな美しい、綺麗、かっこいい自然、山ではなくて奥に隠された美しさ
綺麗、かっこ良さの自然、山であり、お客さん的、物見遊山的な歩きでは
得られない奥に潜んでいる「善なるもの」に帰依し、同化して溶け込み
生の昇華と共感を見届けたいものである。
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移りゆく祖谷の山にぞ秋来ればわびしき庵に忍びつるかな
秋蟲の遅々にみだれて鳴く音にも月のあかりに流れさるかな
荒れ山に一声鳴きし虫の秋
祖谷山の高嶺を目指せ花すすき
山のべに里人恋し萩の宿
立待の月に焦がれし三嶺かな
「ひとは死を考えるとき、意識するとき、命を深く生きようとする」
傷つき荒れてゆく自然、山を伴侶のように共に歩むとき、深く愛して理解して
深く寄り添い、生を深く生きようとしたい。
生の根底に哲学をもち、自然、山の哲学に溶け込んで生きたい。
薄っぺらな美しい、綺麗、かっこいい自然、山ではなくて奥に隠された美しさ
綺麗、かっこ良さの自然、山であり、お客さん的、物見遊山的な歩きでは
得られない奥に潜んでいる「善なるもの」に帰依し、同化して溶け込み
生の昇華と共感を見届けたいものである。
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