秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷秋点描 暮らしの秋 山里に歩いて

2011年09月29日 | Weblog
いまの世の欲望多き常なれど山のくらしに足るを知るなり

さを鹿のあはれに鳴きし祖谷のさと猟師に追はれ生きるすべなし

み山にも木々の色づく秋なれど色なす木々の無きはかなしき

山のべにつけたる道のあはれにも嵐らしの雨にあへなく漬へり

物売りの車の音を聞きつれば里びと寄りし秋の夕ぐれ

いにしへにまなこを患ひ里びとが泉の水に癒されしかな







かや背負ひ農婦歩きて曼珠沙華

水澄みし風も澄みをり庵を立ち

辛口の話しする手に唐辛子

里人に世間話やねこじゃらし

うま酒に紫蘇の実添へり庵主かな








ようやく暑さも収まり、朝晩の気温も下がり始めて山々の木々や里の風景も
秋モードに切り替わって、過ごしよい季節となった。
テラオの兄さんも山歩きに、仕事に忙しい毎日であるが、じっとかごの鳥の僕に
いまの東祖谷の風景や花の写真、絵手紙を送ってくれ、嬉しいかぎりである。


テラオ兄さん携帯写真


















絵手紙













































花の泉 眼の神様 いにしえに眼を患っていた少女がこの泉で眼を洗ったところ、眼病が
良くなったと言い伝えられ、大事に守られている。
いまも、隣のお家の方がよく掃除をして綺麗にされているのを見かける。



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