ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

司法試験合格発表

2016年09月09日 17時31分14秒 | 論文
9月6日に司法試験の合格発表がありましたね。

合格された皆さま、おめでとうございます。

彼ら、彼女らは70期の司法修習生です。

1500人と減りましたが、受験者数も減っていますし、合格者が減ったという感じはそれほどしないのではないでしょうか。

ただ、こんな人数から給費制に戻してほしいものです。


司法修習は本当に色々勉強になります。起案の書き方ががらりと変わりますし、刑裁起案は本当に難しかったです。予備からの勉強法だけでは中々得点できませんでした。
けど、成績よりも、その失敗から学ぶことが大切です。たくさんの人と会い、色々なところに出かけ、知らなかったところを見るだけでも楽しいものです。

私は、裁判所すら入ったことがなかったので、新鮮でした。検察庁も弁護士会館も新鮮でした。

とにかく楽しかったことから、もう1年が経とうとしているのか、早いなぁと思うということは、今の自分も楽しいんでしょうね。


修習で成長し、1年目の自分で成長し、得意分野も磨きをかけて成長する。
そうすると、掛け算方式で何倍も成長しますよ。これは社会人経験がなければ中々難しいと思います。

もうすぐ

2016年05月08日 00時25分06秒 | 論文
もうすぐ、来週から今年の新司法試験が始まりますね。

体力勝負、集中力勝負です。

新司法試験より、二回試験がきついとよく言われますが、私は1度落ちたので新司法試験の方が辛かったです。

それぐらい大変な試験です。


けど、難問奇問は解かなくて良いのです。

不正競争防止法とか、個人情報保護法とか、外為法とか、知らない法律を理解する方が大変です。

たった、8科目です。ここを見てくれている方は、網羅的にもうできているハズですよ。


今年の合格発表は9月6日なんですね。
年々早くなってきているような気もします。曜日の関係でしょうか。

過去問

2015年10月02日 12時46分17秒 | 論文
私は新司法試験は2回目で突破したのですが、1回目は明らかに対策不足で新司法試験の問題に慣れていなかったのが敗因でした。


なので、1回目に落ちた日からその年のと過去3年分を週に2科目ずつ解いていました。そして、ネットで探した5人ぐらいの人と答案の添削をしあいました。

これをしたことで、本当に力が付いたと思います。

他人の答案の指摘をするには正確な知識が必要です。


過去問が全てであり、過去問を理解して書けるようにしておくのが近道だと思っています。

予備試験経由の合格率

2015年09月13日 23時44分51秒 | 論文
予備試験の合格率は61.8%と振るいませんでした。

これは,30歳以上のおそらく現役社会人の合格率の低さにあるのでしょうね。

20~24歳は合格率89.42%
25~29歳は合格率82.86%
30歳以上は合格率38.10%

ロースクールの既修合格率1位は京都大学の69.8%(159人中111人合格)です。このうち,おそらくそのほとんどが25~29歳だと思われます。
25~29歳の予備試験経由の合格者は82.86%(35人中29人合格)と圧倒的合格率です。

29歳以下なら87.77%(139人中122人合格)とさらに圧倒的です。

やはり若くて予備試験に合格する人は,本当に優秀だと思います。

(新)司法試験

2015年05月05日 22時54分14秒 | 論文
そろそろ、(新)司法試験が始まります。

今年は5月13日(水)からだそうです。

#ちなみに私は旧司を受けていたので、司法試験は旧司を指すように思っている古い人間です。なので、現行の司法試験は、本当は新司法試験と書きたいですが、知らないとの指摘とかがあると嫌なので(新)司法試験と書きます。



仕事をしている知り合いが旧司から受けていて予備試験も受けているらしく、今年で5回目です。
詳しい点数は分かりませんが、短答にも受かったことがなく、基礎的知識がまだまだ足りないように感じます。

是非とも短答は受かってほしいです。


今年は(新)司法試験の短答が3科目になり、4回目受験者もいますので、少しずつ変化の年でしょうか。

働きながら頑張っている人を特に応援しています!

1回目落ちたあとの2回目に向けた勉強

2014年10月16日 14時16分18秒 | 論文
以上の買った本に加えて、2年目は、10月~11月に全科目の過去問を平成22年~平成24年のものだけ1回(7科目×3年間×1回=21問)時間を計って論文を実際に作成し、ネットで知り合った人たちと答案の指摘をしあいました。

この答案の指摘がかなり勉強になりました。
指摘をするのにも正しい指摘をしなければならないので、かなり正確に調べましたから。


指摘される場合も自分では気づかなかった部分も多々あり、勉強になりました。報告がありませんでしたので全員は分かりませんが、何人かは合格していました。


答案は実際に書いたものをスキャナーでスキャンしてPDF化して交換しました。



その後、11月~12月に全科目の過去問を平成20年~平成21年のものだけ1回(7科目×2年間×1回=14問)と平成20年~平成24年の全科目をもう1回(7科目×5年間×1回=35問)時間を計って論文を実際に作成しました。

その後、1月~3月までに平成20年~平成24年の全科目をもう1回(7科目×5年間×1回=35問)時間を計って論文を実際に作成しました。


合計3回(7科目×5年間×3回=105問)実際に全科目論文を書いて作成したことになります。


選択科目である労働法は全ての過去問を2回解きました。判例もかなり読み込みました。



これらは当然仕事をしながらやりましたので、相当きつかったです。
ただ、本番の時は仕事をしながらこれだけやっている人はいないんだから、必ず受かると自信を持てました。勉強をすることで知識が身に付きますが、それだけではなく、このようなやってきたことに対する自信が付くのも副次的効果として有益でした。


もし、勉強法が分からない方がこれを見ているのでしたら、記述した方法が少しでも参考になれば幸いです。
勉強をしたことは血肉になり、力になり、実力になり、解答力、知識力、思考力を鍛えられるはずです。

私の考える無駄な勉強は分かっていること、理解していることを延々とやることですので、苦手なことに取り組んで克服する勉強法がかなり重要です。こういった勉強法が適切な努力だと思います。


悔しい思いは味わう必要はないですが、味わってしまったのでしたら一度で十分です。二度目は味わいたくないという気持ちで自分を奮い立たせて悔いの残らない勉強をして下さい。

予備試験論文発表

2014年10月10日 19時46分09秒 | 論文
昨日、予備試験の論文発表がありましたね。

合格人数は微増でしたが、かなりの人数が合格されました。

嬉しいことです。
( 〃▽〃)



社会人の方は時間が無いですが、口述のために手続きをしっかり復習してください。短答の手続きの部分を復習すると記憶の喚起に繋がりました。


口述試験も突破し、来年も新司法試験に多くの方が合格されるように頑張ってください。

無意識

2014年08月05日 00時15分54秒 | 論文
難問は無意識を使って解け。

http://studyhacker.net/columns/muishiki-study


「試験中に無意識をどう活用するか。方法はとてもシンプル。

試験が始まったらまずひと通りの問題に目を通す

ただこれだけです。」


確かに論文の問題を解くときはまず全体を通して問題を読みますよね。

それで頭の中で整理されて問題を解く感じです。

論文を書き始めるのが速い人などは、もっと整理されているんでしょうね。