ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

私人間効

2007年08月21日 01時01分08秒 | 憲法
憲法で私人間効ってありますが、プライバシー権については本来書かなくても良いです。


私人間効が問題になるのは、そもそも、企業体がその強大な権力を行使して、私人に対して権利を制約することを防止するために、憲法の人権規定を私法の一般条項の解釈・適用を媒介として適用するものです。


ですから、出版社が私人のプライバシー侵害を行った場合は不法行為責任を問えることに異論はないでしょうから、私人間効の問題は記述しなくても良いのでしょう。


本来必要となるのは、私的団体がメンバーに対する人権侵害、企業における男女差別や思想調査ではないでしょうか。


しかし、よく予備校問題の解説には書いてありますね。


そこで、たまたま、見かけた文章に
不法行為が成立するため、私人間効を問題にする必要はないのでは?
プライバシー侵害について憲法上保障される人権であるから、不法行為の成立を認めやすくなるため、必要である
というのがありました。

なんだか、苦しいなぁと思いました。

でも、問題で出れば私は書きますけどね

民訴法 進める

2007年08月21日 00時44分20秒 | 民訴法
ちょっと暑さもピークを過ぎたかなという感じになってきました。


民訴法進めてます。

スタ100を40問まで終了。


わかってくるといろいろ面白いですね。問題を読んで一人でブツブツと答案を頭の中で構成しています。

訴訟資料の提出の制限は~

本来、口頭弁論の一体性からいつ提出しても等価値なので、いつでも提出可能
しかし、
訴訟遅延のおそれ、相手方の不意打ちのおそれ

そこで、民訴法は適時提出主義を採用している

条文上の現れ
集中証拠調べの説明義務、
争点整理手続、
時機に後れた攻撃防御方法の却下

また、
弁論の制限、
前訴の既判力に抵触する矛盾証拠の禁止、
中間判決後、
自白の自己拘束力、
不明瞭陳述の釈明しない、不出頭、
控訴審における期間制限、
計画審理

という感じに色々出てくるので、頭の中でまとめてみてます。