ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

有権者

2010年10月16日 09時15分01秒 | 行政法
池上さんが色々教えてくれる番組があるが、タレントらがゲストとして出ていてかなりの無知ぶりを発揮している。
こういうのが人気があるということは、視聴者もほぼ同じなんだろうか。

だとしたら、そんな無知の人間が有権者だから、国政に優れた人間に投票するわけでもなく、名前を連呼されて覚えたから、駅前のビラを受け取ったから、テレビに出ているから、スポーツで有名だから、などという理由で投票するだろう。

いくら国政の重要性を訴えても数少ない人間しか理解できていないのではないだろうか?


これは、民主主義という名の正当化の擬制だろう。


立候補する側にも能力は必要だが、有権者にも能力は必要な気がする。

投票する価値、機会確保は重要だが、選択できる能力があることが前提である。

つまり、教育の問題に行き着く。そのような能力を養わせなかったのだからである。