ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

1回目落ちたあとの2回目に向けた勉強

2014年10月16日 14時16分18秒 | 論文
以上の買った本に加えて、2年目は、10月~11月に全科目の過去問を平成22年~平成24年のものだけ1回(7科目×3年間×1回=21問)時間を計って論文を実際に作成し、ネットで知り合った人たちと答案の指摘をしあいました。

この答案の指摘がかなり勉強になりました。
指摘をするのにも正しい指摘をしなければならないので、かなり正確に調べましたから。


指摘される場合も自分では気づかなかった部分も多々あり、勉強になりました。報告がありませんでしたので全員は分かりませんが、何人かは合格していました。


答案は実際に書いたものをスキャナーでスキャンしてPDF化して交換しました。



その後、11月~12月に全科目の過去問を平成20年~平成21年のものだけ1回(7科目×2年間×1回=14問)と平成20年~平成24年の全科目をもう1回(7科目×5年間×1回=35問)時間を計って論文を実際に作成しました。

その後、1月~3月までに平成20年~平成24年の全科目をもう1回(7科目×5年間×1回=35問)時間を計って論文を実際に作成しました。


合計3回(7科目×5年間×3回=105問)実際に全科目論文を書いて作成したことになります。


選択科目である労働法は全ての過去問を2回解きました。判例もかなり読み込みました。



これらは当然仕事をしながらやりましたので、相当きつかったです。
ただ、本番の時は仕事をしながらこれだけやっている人はいないんだから、必ず受かると自信を持てました。勉強をすることで知識が身に付きますが、それだけではなく、このようなやってきたことに対する自信が付くのも副次的効果として有益でした。


もし、勉強法が分からない方がこれを見ているのでしたら、記述した方法が少しでも参考になれば幸いです。
勉強をしたことは血肉になり、力になり、実力になり、解答力、知識力、思考力を鍛えられるはずです。

私の考える無駄な勉強は分かっていること、理解していることを延々とやることですので、苦手なことに取り組んで克服する勉強法がかなり重要です。こういった勉強法が適切な努力だと思います。


悔しい思いは味わう必要はないですが、味わってしまったのでしたら一度で十分です。二度目は味わいたくないという気持ちで自分を奮い立たせて悔いの残らない勉強をして下さい。

1回目落ちたあとの2回目に向けた勉強のために買った本(刑事系)

2014年10月16日 14時10分43秒 | 刑法
最後に刑事系です。


刑法
基本書
刑法総論 第2版
刑法各論 第2版
事例から刑法を考える 第3版

事例から刑法を考える、はかなりやりました。ものすごくレベルが高いですが、知識、流れが身に付きました。


刑訴法
刑事訴訟法 第6版 (法律学講義シリーズ)
事例研究 刑事法 (2) 刑事訴訟法
事例演習刑事訴訟法 (法学教室ライブラリィ)

出ませんでしたが、自白の部分はかなり勉強になりました。

1回目落ちたあとの2回目に向けた勉強のために買った本(民事系)

2014年10月16日 14時00分25秒 | 民法
続いて民事法

民法
内田民法をつぶしました。
民法I 第4版: 総則・物権総論

民法II 第3版: 債権各論

民法 III [第3版] 債権総論・担保物権


商法
事例で考える会社法 (法学教室ライブラリィ)
会社法 第2版 (LEGAL QUEST)
ロースクール演習 会社法
Law Practice 商法〔第2版〕
をやりました。
事例で考える会社法とロープラクティス会社法はかなり役に立ちました。


民訴法
民事訴訟法 第4版補訂版
事例演習民事訴訟法 第3版
をやりました。

重点講義は手を出しませんでした。

1回目落ちたあとの2回目に向けた勉強のために買った本(公法)

2014年10月16日 12時52分41秒 | 憲法
2年前に新司法試験を受けて落ちてから、どのような勉強をしたのか、書いてみます。

ここにも検討した本などを書いています。


落ちたときは、憲法と刑事系ができなかったと思いました。特に刑訴法です。

他の科目は50点を越えていたはずなので、力を落とさない方法をと思いました。


憲法
事例研究 憲法 第2版憲法判例 第7版で勉強しました。


行政法
リーガルクエスト行政法と事例研究行政法をやりました。判例はケースブック行政法 第5版で潰しました。

病院

2014年10月16日 12時29分54秒 | その他
今の日本はお年寄りに優しく、若者に厳しいものになっているように感じます。


お年寄りをいたわる必要があるのは当然なのですが、過保護すぎる部分もあるかと思いました。


先日、喉が痛く体がだるいので病院に行きました。

そしたら1時間待ち。大半はお年寄りの方々。

自分の順番が来ると、別の待合室に案内され、直前の人が終わるのを待つというシステム。
なので、直前の人の会話が聞こえてきました。

患者さんは60歳後半ぐらいのお年寄りのおじいさん。

この前、血圧を図ったらいつもより下がっているんですわ、なので血圧を上げる薬をもらって飲んでいます。
がははは。
と大きな声で過去の経歴とか薬事情とかを長々と話す。

現在の容体をなかなか言わない。話したと思ったら、下痢気味と腹痛とか。


別の待合室に案内されるのに50分待ち、結局その案内室でも15分も待たされました。


喉の痛みや体のだるさ、フラフラ感をずっと抱えたまま1時間以上も待たされたのは、こういった方々のためなのか、と思うとやり切れませんでした。

しょっちゅう来ているであろうお年寄りの病院通い。なのに自費負担は2割とか。

ほとんど行かない若者が3割で、週に何回も行くお年寄りたちは2割って、割合的におかしいです。
財産がある人もない人も負担額は同じはおかしいです。

財産がある人は3割負担でもいいでしょうに。


年寄りに優しい国。
それはいいのでしょうけど、若者にも優しい国でなければ反映しないと思います。

政治に携わる仕事がしたいとも思うようになりました。