ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

英語と法律

2014年11月10日 10時40分59秒 | 将来
英語が必要だと、色々な方々から聞いています。


やはり、国際社会が身近になった今、仕事でも必要だと感じていました。


英語の勉強法がこれだけ色々出ているのに、確立したものが無いというのは不思議な気持ちです。



DUO3.0の本、CD、復習用CDがありますので、これを地道にやっていこうと思います。
まずは通読、復習用CDを聞く、また、通読、復習用CDの繰り返しが良いみたいです。



法律も新しいものとしては、民事事実認定、刑事事実認定の本を通読していきます。

あと3週間の間にどこまでできるか。時間はたっぷりありますから。

社会人

2014年11月10日 10時01分41秒 | 将来
先日、技術系の背景を持った弁護士の方、何人かとお話をしました。

やはり、技術系に強いと基本的には知的財産系に進まれる方が多い印象でした。


知的財産系は特許庁出身者だったり、特許事務所出身者のような方が多く、ネットワーク技術者やプログラマーは、畑違いなので苦労するイメージでした。



社会人経験者を法曹にすることのメリットは色々ありますが、技術系の法曹が増えるメリットも、技術立国日本においては数多くあります。法学部、法科大学院しか出ていない人には、社会の何たるかが分からないし、その後も法曹という閉じた世界しか見ることができない人たちになってしまいます。なので、優秀な人材を色々な視野で鍛えるということができないように思います。机上の理論、机上の空論は役に立つ時と立たないときがありますし、幅広い日常社会において、社会の一員としての基本や原理、厳しさなどを備える必要があると思います。会社員の経験が無い人が、いきなり会社のことを上から俯瞰して見直すことは普通で考えれば無理でしょう。


社会人/会社員になったことがある人と、なったことが無い人とどちらも話をしたことがありますが、やはり会社の仕組みの理解度が全く違うと思いました。研修、出張、トラブル、礼儀、挨拶、気遣い、態度、どれをとっても違います。当たり前です。社会の一員としての経験は、学生では得られません。責任の重みや自分が背負っている会社の看板という意識が違います。だからといって、学生がダメなのでは無くて、いったん社会の一員として働いてから、法曹になるのが適していると思うだけなのです。



法律事務所に就職した後は、その法律事務所の顧問先があれば、その企業の一員としてしばらく働かせてもらうのがかなり有効だと思いました。ただ、そのような法律事務所に勤めることも今は就職難で困難な人が多いので、難しいと思います。




訴訟社会であるアメリカなどは、多くの専門分野を有した弁護士がたくさんいると聞いています。
法学部、法科大学院を出た人の専門性はどこにあるのだろうか、と思ってしまいます。

もっとも、中には帰国子女の様にネイティブな英語を話せたり、中国語を話せたりする方もいらっしゃるので、その方たちは英語という一つの武器があると思います。

ただ、それは言葉の問題だけですので、それを専門性といえるかどうかは別のような気がします。



専門性を持った技術系の人が知的財産のみに進むのも反対したいです。
たくさんの知識、経験を得ることでより複雑な案件をこなすことができると考えられます。経営理念、会計概念なども知識として得ることで、技術だけでは解決できない問題も解決できるようになるのではないでしょうか。

枠(専門性)を決める/持つことも重要ですが、枠にとらわれないようにすることも重要です。