いやぁー、夏ですね。暑いです。もう外に出たくないです。
昨日、最悪なことにゴキブリが登場しました
!!
もちろん戦いましたが、最初逃げられて焦りました
。
今年は3匹目です。今度バルサンを買いまくって、焚きまくります。
論基礎解答力養成編刑法第3回(論文の森刑法下巻)に突入しました。計画通りの良いペースです。
具体的事実の錯誤
☆構成
・問題提起:認識した内容と発生した事実が異なる具体的事実の錯誤
・故意責任の本質
・法定的符合説
・反対説:一故意説
×目的客体以外に複数の結果が発生した場合にどの客体に故意を認めるか不明
・数故意説
具体的事実の錯誤がある場合、故意責任は認められるか?
↓
思うに、故意責任の本質は、犯罪事実を認識し、反対動機の形成があるにもかかわらず、犯罪を実現したことに対する道義的非難である。
↓そして
犯罪事実は、構成要件として刑法学上類型化されている。
↓よって
認識した内容と発生した事実とが構成要件の範囲内で符合するならば反対動機の形成があるといえ、故意責任を問い得ると解する。
↓さらに
結果発生の客体が複数の場合
↓この点
一つの故意で複数の故意犯を認めることは、責任主義に反するとする見解
↓しかし
目的客体以外に複数の結果が発生した場合、どの客体に故意を認めるかが不明
↓そもそも
法定的符合説に立てば、故意は構成要件の範囲内で抽象化されているため、故意の個数は問題となり得ない。
↓また
複数の故意犯の成立を認めても、両罪は観念的競合(54条1項)となり刑の均衡も失しない。
↓したがって
数故意説が妥当であると解する。
抽象的事実の錯誤
☆構成
・問題提起:認識した内容と発生した事実が異なる抽象的事実の錯誤
・故意責任の本質(上述より短くしています)
・重なり合う限度で故意責任を問う:法定的符合説からの帰結
・重なり合いの判断基準
抽象的事実の錯誤がある場合、故意責任は認められるか?
↓
思うに、故意責任の本質は、構成要件として類型化された犯罪事実を認識により反対動機の形成があるにもかかわらず、犯罪を実現したことに対する道義的非難である。
↓よって
認識内容と事実とが構成要件の範囲内で符合がなければ、故意は阻却
↓ただし
構成要件の重なり合いがある限度で反対動機の形成があるといえ、故意責任を問い得ると解する。
↓そして
構成要件は、法益侵害を行う違法行為を類型化したもの。
↓よって
重なり合いは、法益侵害及び行為態様の共通性を考慮して判断すべきである。
昨日、最悪なことにゴキブリが登場しました
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もちろん戦いましたが、最初逃げられて焦りました
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今年は3匹目です。今度バルサンを買いまくって、焚きまくります。
論基礎解答力養成編刑法第3回(論文の森刑法下巻)に突入しました。計画通りの良いペースです。
具体的事実の錯誤
☆構成
・問題提起:認識した内容と発生した事実が異なる具体的事実の錯誤
・故意責任の本質
・法定的符合説
・反対説:一故意説
×目的客体以外に複数の結果が発生した場合にどの客体に故意を認めるか不明
・数故意説
具体的事実の錯誤がある場合、故意責任は認められるか?
↓
思うに、故意責任の本質は、犯罪事実を認識し、反対動機の形成があるにもかかわらず、犯罪を実現したことに対する道義的非難である。
↓そして
犯罪事実は、構成要件として刑法学上類型化されている。
↓よって
認識した内容と発生した事実とが構成要件の範囲内で符合するならば反対動機の形成があるといえ、故意責任を問い得ると解する。
↓さらに
結果発生の客体が複数の場合
↓この点
一つの故意で複数の故意犯を認めることは、責任主義に反するとする見解
↓しかし
目的客体以外に複数の結果が発生した場合、どの客体に故意を認めるかが不明
↓そもそも
法定的符合説に立てば、故意は構成要件の範囲内で抽象化されているため、故意の個数は問題となり得ない。
↓また
複数の故意犯の成立を認めても、両罪は観念的競合(54条1項)となり刑の均衡も失しない。
↓したがって
数故意説が妥当であると解する。
抽象的事実の錯誤
☆構成
・問題提起:認識した内容と発生した事実が異なる抽象的事実の錯誤
・故意責任の本質(上述より短くしています)
・重なり合う限度で故意責任を問う:法定的符合説からの帰結
・重なり合いの判断基準
抽象的事実の錯誤がある場合、故意責任は認められるか?
↓
思うに、故意責任の本質は、構成要件として類型化された犯罪事実を認識により反対動機の形成があるにもかかわらず、犯罪を実現したことに対する道義的非難である。
↓よって
認識内容と事実とが構成要件の範囲内で符合がなければ、故意は阻却
↓ただし
構成要件の重なり合いがある限度で反対動機の形成があるといえ、故意責任を問い得ると解する。
↓そして
構成要件は、法益侵害を行う違法行為を類型化したもの。
↓よって
重なり合いは、法益侵害及び行為態様の共通性を考慮して判断すべきである。