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懐疑的な野鳥

 冬の透明な光を受けた黄金色のみかんは、まるで自分で輝いているようにキラキラと光っている。この時期そんなみかんがいつも軒先にぶらさがっている。メジロのための越冬食だ。例年は買ってきたみかんを半分に切って針金でつるしていたのだが、今年は大豊作の甘夏みかんがその代わりになっている。

 輪切りにされ、つるされた夏みかんは一日もたつとメジロやヒヨドリにきれいに実を食べられてしまう。残りはこんな具合に種と袋だけ、きれいなものだ。しかし皮にはポリフェノールがあり、袋には繊維質がある。実だけ食べているようではメジロの栄養が偏るのではないかと心配になる。

メジロが食べた甘夏

 実際インターネットにも同じような意見があった。メジロには一番栄養のある白いワタの部分を食べさせるべきだというのである。情報の正確さでは定評のあるブログの言うことだから本当のことだろう。

 でも待てよ。メジロにとって栄養があるのなら人間にも良いはず。そこで考え出されたレシピが甘夏ピール・ア・ラ・白ワタだ。下の写真の右側に写っているのが白ワタ風甘夏ピールの材料。

 甘夏ピールの材料

 いつもの手順で煮詰めていくとまるで宝石のようなピールが出来上がった。

甘夏ピールと白ワタピール

 出来上がった白ワタピール、エメラルドグリーンに輝いている。本当に食べるのが惜しくなるようなできばえだ。

 ところが期待を大きく膨らませた試食の結果は「まずい」の一言だった。歯ごたえは無いし、甘いだけのゼリーを食べているようだとも言う。さらに工夫の必要がありそうだ。もっともヒヨドリには好評であったから世の中わからないものである、、、、、



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