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七夕を世界へ

 冬の星座というとオリオンだが、夏の星空を飾るのは夏の大三角形だ。こと座のベガ、わし座のアルタイルそして白鳥座のデネブが見事な三角形を見せてくれる。

 こと座のベガは別名織姫で、わし座のアルタイルは彦星だからタナバタの主役でもある。七夕はもともと中国の伝説だが、日本でもよく知られている。

 織姫が年に一度彦星に会うという設定はロマンチックだ。夏の宵、星空を眺めながら愛を語り合うのもよし、レストランの窓をぬらす雨を見ながら織姫と彦星が流す涙だねと盛り上がることも出来る。

 それに願い事を書いた短冊を笹に飾るなど、お祭りとしての要素は十分なのに何故か世界中に広がることは無かった。なぜ耶蘇のクリスマスやバレンタインデーに匹敵する祭りにならないのか不思議でならない。

 原因はいくつか考えることが出来るが、7月7日に向かってだんだんテンションが上がっていくということが無いのが最大の原因ではなかろうか。たとえば今年、2010年の平塚の七夕は7月1日(木)から4日(日)までの4日間。仙台の七夕は8月6日から8月8日まで。やはり7月7日をはずすのはおかしいだろうと思う。

平塚の七夕


 土用には鰻を食べるというキャンペーンを開発した日本人の子孫としては、企業を巻き込んででも、七夕には何か光るものをプレゼントするなどという風習を世界に発信したい。

 七夕を世界に広めるためには今すぐ行動を起こさなくてはならない。待っているだけでは何も変わらない。七夕だけに棚ぼたを待っていてもしょうがないのだ。


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