黄昏れたフクロウ

黄昏が近づくとフクロウは飛び立つ準備を始めます。暗闇で木に激突。最近は夜目、遠目が効かなくなって来ました。

買ってよかったもの、サーキュレータ

2011-12-21 | 電気製品
 身の回りには物があふれているが、よくよく考えるといらないものが多い。

 今年も色々無駄なものが増えたが、その中でこれはすごいと思ったのがサーキュレータ。もっと早く買っておけばよかったと思った唯一のものである。

 サーキュレータは床に置く扇風機のようなもので、床付近の空気を天井に向けて噴き上げる。サーキュレータとエアコンの暖房とを組み合わせ部屋の空気を循環させると、部屋中の温度分布が一定になる。簡単にいうと足元が暖かくなるのだ。

 昔から暖房時に部屋の空気を循環させる必要は感じていて、真冬でも食器棚の上に置いた扇風機を回し、上部の暖かい空気を下に噴き出そうとしたことがある。しかし残念ながら他の住人からは「寒い」と不評であった。空気を攪拌する必要性を科学的に説明したのに、冷たい風が当たるの一点張り。まったく非科学的な奴は困ったものだ。

 先日、テレビの番組でエアコンの節電対策として、設定温度を下げ、サーキュレータで空気をまわす方法が紹介されていた。食器棚の上の扇風機の経験から考えると有効性に疑問は残るものの無印良品のサーキュレータ、3900円を買ってきた。




 空調機の反対側の壁の前にサーキュレータを置き、電源オン。

 驚くほど暖かくなる。エアコンの設定温度を3度下げても体感温度は下がらない。それに部屋の中の温度むらが無くなり、いかにも暖房していますという暖かさではなく、ふわっとした自然な暖かさを感じることが出来た。

 なるほど、たとえ扇風機で暖かい空気を無理やり下に向けて吹き付けても床上の冷たい空気は温まらない。ところがサーキュレータは床上の冷たい空気を上に吹き上げるので、床が本当に暖かくなるのだ。

 寝室で使う時、寝る時は暖房を切るが、サーキュレータは回し続けておく。床の冷たさが全く違うという感じだ。

 これはいいということで、台所にもサーキュレータ。カインズホームで1980円。安い。




 カインズホームのサーキュレータは無印良品のに比べると、風きり音が少々大きいのと、消費電力も大きいが、十分その機能を発揮してくれ、台所も足元ぽかぽかになった。他の住人にも大好評。

 サーキュレータ、お勧めの優れものである。

 追記: サーキュレーターはエアコンの真下に設置するとより効率的のようだ。冷房、煖房ともエアコンの真下から真上に吹上げている。

 追記: 2019年3月8日 25,000時間稼働後、カインズホームのサーキュレーターが回らなくなった。軸周りを掃除し、機能回復。


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