梅の収穫後、勢いの良い枝が上に向かって伸びていく。
徒長枝と呼び、木の栄養をどんどん吸って伸びていく。
またこの時期、来年の芽がつき始めるのだが、この木の芽たちが来年葉になる葉芽となるか、または花になる花芽になるかが7月ころ決まる。この分化が始まるとき、元気の良い徒長枝が栄養をどんどん使ってしまうと花芽がどんどん減ってしまう。梅の収穫量が期待できないことになってしまうのだ。
ということで、この徒長枝を落としてやることにした。
脚立に登り、混み合った枝の中に体をねじ込み、枝を落としていき、2/3ほど終わったところで虫が飛んできて手首にちょんと触った。
ピリピリと電気が走り、なにかに刺されたと家に走り、こんな時のためにとってあるステロイド剤、マイザー軟膏を塗った。
さてまだ剪定作業の1/3が残っているが、危険生物がいると思うとモチベーションも下がる。熊手で、刺された付近の枝をバシバシ叩いていたら蜂が数匹飛んでいる。アシナガバチのようだ。そして、その先にあったのが小さな蜂の巣。
ハエ・蚊によく効くフマキラーAをかけてみたら蜂にもよく効いた。
枝を落とし、中を覗いてみると幼虫がいっぱい。
駆除をしてから残りの剪定を続け、ずいぶんスッキリとなった。
今年は例年より少し早く剪定したが、そのおかげで蜂の巣がまだ小さかったのだと思う。1週間遅れていたらもっと大変だったに違いない。
ところで、刺されたところは少々痒い程度で問題はなかったが、人間を刺した罰として我が家の危険生物に登録。この幼虫たちは保護観察処分とはならなかった。
人気blogランキングに参加しています。
クリックをよろしくお願いします。