Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

インターネットを使わない山々に囲まれた生活~小田原にて

2010-09-19 | 日本生活雑感
昨日は、下の息子の新しい小学校での運動会の後、息つく間もなく、大急ぎで後片付けやら準備をし、古巣さいたまに主人の車でフルスピードで戻ってきた。
運動会は素晴らしい晴天に恵まれ、次男は満喫していた。

5年生は、おなじみ「ソーラン」を踊った。
黒いティーシャツに豆しぼりのはちまき。
黒いティーシャツはあのシカゴ日本人学校のティーシャツを息子はきた。
大きな緑色の双葉会(日本人学校別名)のロゴが目立つので、大勢の子どもたちの中にいてもパッと目にはいる。
私たちがデザインしたティーシャツであったが、ほれぼれ・・・
日本人学校友達のケイさんの話によると、今年もおそろいのティーシャツを作ったらしい。
どんな感じなんだろう?
見たいなぁ。

運動場を見渡すと、その上に山々がふんわりと浮かんでいる。
緑に半分囲まれ、回りに建物が少ない。
開放的な気分。
カラッとした天気はシカゴを思わせる。
シカゴ生活を経験した駐在員家族にとって、日本ではこういう適度な田舎が合っているのではないかと思ってしまうほど。

さて、運動会は盛り上がっていたようだが、連日の重労働のため疲れがたまり、ずっと眠気に襲われ意識は朦朧とし、ウトウトする始末。
金曜日は主人が住んでいた単身赴任者用のマンションの掃除を徹底的にした。
主人は運動会の日に会社を通して管理会社に鍵を渡すため、再び掃除をしにいった。
ご苦労様である。

昨日の夜は疲れがピークに達し、10時半に布団に倒れこむ。
今日は部屋の整理をしながら、小田原生活に必要な物を選ぶ作業。
木曜日に待望の冷蔵庫が届き、やっと生活がしやすくなった。
主人が使っていた冷蔵庫はあまりに小さくて、冷凍庫もなく、不便きわまりなかった。
よくあんな冷蔵庫で2年弱頑張ってきたものだ。
「これはビール用にしようっと」とニコニコしている主人。
新しい冷蔵庫は3万円ぐらいの小ぶりで、大量に食品は入らないが、不便な生活を経験するとしっかり冷えて安全な食べ物や冷凍食品が入るため、なでなでしたいくらい愛おしい。
便利な生活に慣れきった私たちにとって、たまにまこういう不便な経験も必要かも。

小田原の単身赴任生活でインターネットをひかなかった主人は、「小田原にはインターネットをひかない!」と宣言した。
インターネットに頼り切った生活をしてきた私は、しばしおののく。
だが、今の所やることが盛り沢山のため、とくに問題はない。
勿論何かと調べ物があるときに不便ではあるが、さいたまに帰ったときにやるかという感じ。
次男もインターネットを駆使して生物や生物の飼い方を調べていたが、「それはネット中毒になる可能性もあるから危険だ。図書館で調べるようにしよう。それが大事だ。」と主人。
今までも毎週図書館には通って本もかりまくってきたが。

ところで、小田原の新しいマンションの窓から見える景色はすばらしい!
目の前の目線の低い高さに山並みがずらりと見え、右端奥にうっすらと富士山がさりげなく浮かび上がる。
すごく控えめな感じで立っている富士山。
曇りのときは山の中くらいの高さに雲がふんわりとかかっている。
夕方は夕焼けに山々が浮かび上がって圧巻の景色となる。
そんな山々の景色が窓をあけるといつも飛び込んでくるわけだから、気持ちが落ち着く。
できるだけそんな時間を長くとりたいとつい思ってしまう。

というわけで、このブログの更新も少なくなりそうですが、引き続き読んでやってください。


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