Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

シカゴ日本人学校全日校校長先生からの子育てレター「双葉だより」

2008-09-27 | シカゴ日本人学校全日校
今日も松平昭二校長先生からお手紙が届いた。4月11日に初めて保護者あてに第1号が届き、9月26日の今日ですでに第16号目。「双葉だより」というタイトルで、校長先生の人生経験に基づいたわかりやすい子育て論が書かれている。



私たちは、日本を遠く離れて、子供たちの祖父母たちとも日々の会話がなく、限られた日本人の保護者同士が助け合い、情報交換しながら、手探りでこの異国の地で子育てをしている。「これで果たしていいのだろうか?」「日本に帰国したときに、このままでいいのだろうか?」さまざまな心配ごとが常に頭の中をかけめぐる。そんなときに、校長先生からの「それでいいんだよ」「子供ってこんなものだよ」という温かい励ましの言葉は、私たちの心に響いてくる。


9月11日の常任委員会での松平校長先生 若々しくって、イケメン 双葉会の顔にぴったり! そのかっこいい容姿と伴った温かいハートで、保護者の心もつかむ

今日のお手紙は、「子供たちは、みんないいところを持っている」「子育ては、しかるときもほめるときも、まっすぐな気持ちで」「子供がいろんなことに挑もうとするときは、禁止せずに、一息待つこと」など、私たちにとってはっとするような言葉だ。

9月10日付けの第13号のお便りでは、大人は2重人格で、自分の内面が2重構造になっていて、崩れそうになる自分を、「もう1人の自分」が抑えてくれたりしていると分析されている。「だから、わがままでない大人として、人々の中で信頼を得ながら生きています。ところで、不思議なことにわが子の前では、こういう二重構造をくずして「あるべき自分」を見失い、「あるがままの自分」になってしまい、一番だめな自分になっている、ということがよくあるのです。」(「双葉だより」第13号より)

この文章を読んで、「そういえばそうだ、私たちの心の構造って・・・なるほど、みんなそうなのか!」と安心しながら、校長先生とともに反省した。いつも、「目からうろこ」のような感じで書かれている。校長先生から、「みんな同じだよ。だから、安心して子育てをしよう!」と私たちを励まされているような印象だ。

週1回ぐらいのペースで、校長先生からのメッセージをこういう形で受け取れるのは、保護者とのコミュニケーションをまめにとりたいという校長先生の強い意志の表れだ。忙しい身なのに、いつも有難い子育てレターをありがとうございます。日本に帰国してもずっと読み続けられたらいいのに!


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