2008年10月10日金曜日、秋が深まりつつあるシカゴにて、シカゴ日本人学校全日校の恒例の文化祭が行われ、全員が結集して、子供らしいのびのびした演技とパフォーマンスを力いっぱい保護者の前でみせてくれた。
今年は、11月に帰国を控えたうちの家族にとっては、最後の文化祭。上の息子は小学2年生のときから数えて7回目。全力を尽くして、初めての太鼓に挑み、演技し、燃焼しきった1日であった。
午前中の小学1、2年生による劇は、ユーモラスでとてもかわいい!幕開けの2年生は「はらぺこあおむしたち」。あのエリック・カールの人気絵本「はらぺこあおむし」に2年生がなりきって舞台いっぱいに演技。
1年生は、「11ぴきのねこ」という劇で、みんな黒猫に大変身!1年生なのに、長い台詞を一生懸命覚え、猫になりきっていた。
こんな可愛らしい子猫が、むつかしいことに挑戦!
そして、下の息子のクラス小学3年生の劇「その遊び、買います」。さまざな楽しい遊びをガリ勉星人たちが子供たちから買っていく。遊びを売ったら、お礼に「勉強OKメダル」がもらえて、勉強ができるようになる。しかし、売った遊びはできなくなる。空手、体操、一輪車などさまざまな遊びを見せてくれて、最後に遊びの楽しさ、重要さにみんながめざめるのを気持ちよく、楽しい演技で表現してくれた。とても3年生らしい元気な劇で、大人数なのにテンポよく、うまくまとまっていた。苦難の練習をのりこえた勝利とでもいおうか。今日の演技は、担任の先生から100点がもらえただろうか。(後日、息子が言うには、「先生から100点をもらえた」とのこと。前日の練習まで70点台だった。)
下の息子は、ガリ勉星人と遊びの音楽チームの子供役と2役ももらい、音楽チームでは指揮を担当。どちらの役もとてもうれしそうに自然にこなしていた。同じガリ勉星人役の相棒のリオ君は、演技が凝っていて、彼が演技をするたびに観客から大爆笑が起こる。リオ君、よかったよ!
音楽チーム 息子が指揮担当 バイオリン組の2人は、リオ君とレオ君「にじのむこうに」を演奏
最後に33人全員で「にじのむこうに」を大合唱したら、大きな美しい虹が!これはみんなの手作りの虹だそう 最後のポーズもきまり!大人数の力が結集した充実感を息子は味わって、みんなすがすがしい表情
午前中の劇のハイライトは、小学5年生による劇「ことばの玉」ことばの玉が持ち出されて、むちゃくちゃになった町の言葉を演技で面白おかしく表現する。その絶妙な間合いとユーモラスな体全体の動きとで、観客を思い切り笑わす。
私も最初からずっと劇に引き込まれて、目が離せなかったほど。演技力のある子供たちがそろっている。いまどきのテレビに見かける日本語番組の踊りも取り混ぜて、演出もかなり面白かった。
劇の合間に、英語科の先生たちの指導による小学1、2年生と3、4年生の合唱は、いつものように、かなり元気がよかった。みんな日本語、英語に関係なく、うれしそうに楽しく歌う。下の息子も「英語の歌歌うの見てくれた?写真撮ってくれた?」とかなり力が入っていたようだ。
そして、午前中の文化祭プログラム最後のハイライトは、注目の中学部によるシカゴソーランと和太鼓演奏「風の舞」。上の息子は、初めて和太鼓に挑戦。去年の文化祭よりソーランの前に和太鼓を取り入れ、今年は11人と増え、ますます本格的になった。
11人の動きがピシッとそろって、瞬間的に止まるときもピンと手が伸びて、美しい。
女子の太鼓を見たのは初めてだったが、男子に負けず、力強く、とてもカッコよく、決まっていた。みんな休み時間や家で徹底的に練習したのであろう。日本の伝統を重んじるすがすがしい演奏であった。
太鼓組リーダーの中3、イノウエ君の見事なお手本となる太鼓パフォーマンス
そして、全日校伝統のソーラン。エネルギッシュなソーランを今年も見せてくれた。全日校の中学部のソーランを見るのは、これが最後か!と思うと、なんだか涙が自然にでてきて・・・舞台中央あたりで踊っている息子の仲良しの中2コウキ君、リサちゃん、真ん中でみんなをリードしている中3のイダ君、イイツカさんたちの真剣かつ華麗な舞を見ていたら、映像がぼやけてしまった。
それほど、観客を魅了する威力がこの中学部のソーランにはある。最後にいつものように、イダ君がみんなの頂点に押し上げられて、堂々とした大漁のイメージがきまった!よかったあ!
中3最後の舞。みんな思い残すことはないであろう。大拍手が巻き起こる。今年の6月の大好評だったジャパン・フェスティバルからの中3女子リーダーで、常に安定したお手本の踊りをみせてくれたウスキさん、本当にご苦労様。この伝統を後輩のみんな守っていってください。
この項、文化祭午後の部続けて書いていきますので、また読んでください。写真も少しづつアップしていきます。
今年は、11月に帰国を控えたうちの家族にとっては、最後の文化祭。上の息子は小学2年生のときから数えて7回目。全力を尽くして、初めての太鼓に挑み、演技し、燃焼しきった1日であった。
午前中の小学1、2年生による劇は、ユーモラスでとてもかわいい!幕開けの2年生は「はらぺこあおむしたち」。あのエリック・カールの人気絵本「はらぺこあおむし」に2年生がなりきって舞台いっぱいに演技。
1年生は、「11ぴきのねこ」という劇で、みんな黒猫に大変身!1年生なのに、長い台詞を一生懸命覚え、猫になりきっていた。
こんな可愛らしい子猫が、むつかしいことに挑戦!
そして、下の息子のクラス小学3年生の劇「その遊び、買います」。さまざな楽しい遊びをガリ勉星人たちが子供たちから買っていく。遊びを売ったら、お礼に「勉強OKメダル」がもらえて、勉強ができるようになる。しかし、売った遊びはできなくなる。空手、体操、一輪車などさまざまな遊びを見せてくれて、最後に遊びの楽しさ、重要さにみんながめざめるのを気持ちよく、楽しい演技で表現してくれた。とても3年生らしい元気な劇で、大人数なのにテンポよく、うまくまとまっていた。苦難の練習をのりこえた勝利とでもいおうか。今日の演技は、担任の先生から100点がもらえただろうか。(後日、息子が言うには、「先生から100点をもらえた」とのこと。前日の練習まで70点台だった。)
下の息子は、ガリ勉星人と遊びの音楽チームの子供役と2役ももらい、音楽チームでは指揮を担当。どちらの役もとてもうれしそうに自然にこなしていた。同じガリ勉星人役の相棒のリオ君は、演技が凝っていて、彼が演技をするたびに観客から大爆笑が起こる。リオ君、よかったよ!
音楽チーム 息子が指揮担当 バイオリン組の2人は、リオ君とレオ君「にじのむこうに」を演奏
最後に33人全員で「にじのむこうに」を大合唱したら、大きな美しい虹が!これはみんなの手作りの虹だそう 最後のポーズもきまり!大人数の力が結集した充実感を息子は味わって、みんなすがすがしい表情
午前中の劇のハイライトは、小学5年生による劇「ことばの玉」ことばの玉が持ち出されて、むちゃくちゃになった町の言葉を演技で面白おかしく表現する。その絶妙な間合いとユーモラスな体全体の動きとで、観客を思い切り笑わす。
私も最初からずっと劇に引き込まれて、目が離せなかったほど。演技力のある子供たちがそろっている。いまどきのテレビに見かける日本語番組の踊りも取り混ぜて、演出もかなり面白かった。
劇の合間に、英語科の先生たちの指導による小学1、2年生と3、4年生の合唱は、いつものように、かなり元気がよかった。みんな日本語、英語に関係なく、うれしそうに楽しく歌う。下の息子も「英語の歌歌うの見てくれた?写真撮ってくれた?」とかなり力が入っていたようだ。
そして、午前中の文化祭プログラム最後のハイライトは、注目の中学部によるシカゴソーランと和太鼓演奏「風の舞」。上の息子は、初めて和太鼓に挑戦。去年の文化祭よりソーランの前に和太鼓を取り入れ、今年は11人と増え、ますます本格的になった。
11人の動きがピシッとそろって、瞬間的に止まるときもピンと手が伸びて、美しい。
女子の太鼓を見たのは初めてだったが、男子に負けず、力強く、とてもカッコよく、決まっていた。みんな休み時間や家で徹底的に練習したのであろう。日本の伝統を重んじるすがすがしい演奏であった。
太鼓組リーダーの中3、イノウエ君の見事なお手本となる太鼓パフォーマンス
そして、全日校伝統のソーラン。エネルギッシュなソーランを今年も見せてくれた。全日校の中学部のソーランを見るのは、これが最後か!と思うと、なんだか涙が自然にでてきて・・・舞台中央あたりで踊っている息子の仲良しの中2コウキ君、リサちゃん、真ん中でみんなをリードしている中3のイダ君、イイツカさんたちの真剣かつ華麗な舞を見ていたら、映像がぼやけてしまった。
それほど、観客を魅了する威力がこの中学部のソーランにはある。最後にいつものように、イダ君がみんなの頂点に押し上げられて、堂々とした大漁のイメージがきまった!よかったあ!
中3最後の舞。みんな思い残すことはないであろう。大拍手が巻き起こる。今年の6月の大好評だったジャパン・フェスティバルからの中3女子リーダーで、常に安定したお手本の踊りをみせてくれたウスキさん、本当にご苦労様。この伝統を後輩のみんな守っていってください。
この項、文化祭午後の部続けて書いていきますので、また読んでください。写真も少しづつアップしていきます。
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