Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

帰国に向けて引越し準備!~絵本はすみれ幼稚園へひきつがれた

2008-09-14 | シカゴすみれ幼稚園 (全日制幼稚園)
さて、引越し業者の見積もりが終わり、現在の荷物では14箱オーバーとのこと。猛烈な勢いで、これまで以上に荷物の処分をしだした。出てくる、出てくるさまざまな不要な物。「なぜ今までこんなものをとっていたのか!」「なぜこんなものを買ってしまったのか!」と叫びたくなる。いらないものオンパレード。

今まで、半年に1回ぐらいのペースで、キャンサー・フェデレーションに大量の不要なおもちゃ、古着、生活用品などを寄付し続けてきたのに、この有様。この団体は、電話で予約を入れると、家の前に荷物を置いておけば、きれいさっぱり持って行ってくれる。免税用の用紙までくれる。ものぐさな性格の私には有難い存在。

現在、うちのガレージは、処分品の山。すでにシカゴ日本人学校には、3回ぐらいに分けて、200冊ぐらいの本を寄付。まだまだ大量に持っていかなければならない。そのたびに司書の白上先生が喜んでくださる。今週、すみれ幼稚園に顔を出したら、西藤先生が、ブックシェルフにきれいに並んだ私が寄付した本を見せて下さった。白上先生がすぐにきれいにカバーをつけてくださったという。うちの息子たちは、わりと本を大事にしてくれたので、本の状態が良かった。いつも「本は大事にしなさい」と息子たちに言い続けた。表紙を見せる収納の本棚なので、とても美しく、子供たちも手にとってみたくなるだろう。見事に本がよみがえった。



昔からのベストセラー、「ぐりとぐら」シリーズ、ほんわかした、いわむらかずお作の「14ひきのねずみ」シリーズ、渡辺茂男作の乗り物に乗る「くまたくん」シリーズなどが並ぶと壮観。みんなうちの思い出の本たちだ。いつもいつもこれらの本で読み聞かせをしていた。上の息子は、「ゆうちゃん」というニックネームだったので、おばあちゃんが送ってくれた思い出の本、「ゆうちゃんのみきさーしゃ」もあった。ゆうちゃんが車で冒険に出かけて、アイスクリームを作って、みんなにふるまうというほのぼのしたストーリー。

息子はこの本をよく読んでいた。この絵本を西藤先生が手にとって、「この本を見てなつかしかったあ。私が小さな頃「こどものとも」版で、よく読んでいました。今はこんな風なきれいな本になっているんですね。」ととても感激されたような感じだった。西藤先生の輝く笑顔を見て、こういう温かい気持ちの童心を持った先生たちに囲まれるからこそ、本も子供たちのために生き返るのだと思った。

さて、家具や生活用品は、会社の後任者に処分するリストをメールで送り、なんと70パーセントもの物を引き取ってくれるという回答がきた。近所の友達も来週見に来てくれるという。なんとかなるかな。

第一便の船便を出すのが10月2日。それまでにかなりの荷物が処分できるといいのだが・・・「エイヤッ!」と見切りをつけて、捨てまくっている。また数日したら、迷っていた分に見切りをつけて、捨てるのだろう。そうじもしながら、荷物が減っていくので、気持ちがいい。そう、こうやって、楽しみながら、引越しの準備をしよう。すみれ幼稚園の関係者にも喜ばれて、本当によかった!ひっこしも楽しまないとね!


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