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草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

草もち・佐保姫神話の世界へ、、九州珍道中 その⑦土砂降りの宮崎(^^ゞ

2013年07月03日 | 家族

宿泊先のホテルマリックスは予想と違って市内でも繁華街の近くだったようで、しかも土曜日ということで結構若者らが深夜なのに出入りしていたちょっとびっくり、チェックインは佐保姫にお任せして車をパーキングに停めて裏口から入りました。ここも駐車場は込だったようでラッキー!

ちょっと期待していた大浴場はもう受付時間が過ぎていたので残念、、もっとも明日も雨らしいので、なんなら朝から温泉入ってゆっくりしてもいいかな、、ということでお部屋のお風呂に入って、通潤橋の道の駅で買ったポンカンなどを食べて、韓国製の美肌マスクで就寝です。

朝は予報通りの雨、、宮崎名物「冷汁」や、たくさんの野菜を使ったヘルシーなブッフェを味わい、コーヒーも楽しみました。

宮崎=アウトドアだけに(^^ゞ何か雨でもいけそうなスポットがあるかロビーに探しに行くことに、、ついでに「MARIX」ってどういう意味?と相当暇人の2人は食堂のある2階からフロントを目指しておりました。マリックスは「海」をイメージした造語のようです。一見してわかるサーファーもたくさん泊まっていました。

  

そこで佐保姫が見つけた上のほうにある小屋の中の古びた自転車となんか変なチューブのオブジェ(笑)「あれって何ですか?」と聞いたクルー(ホテル自体を船に見立てているのでスタッフはクルーらしいです)が実はこの自転車の持ち主でだった(*^_^*)「良かったらご説明させてください!!」と駆け上がってきた。彼によると、この自転車は75年くらい前のもので彼が大学時代これでツーリングをしたというもの、、このホテルのほとんどの装飾を手掛けている、白瀬昌子さんという宮崎では有名な作家さんが作品にしてくれたとのことです。記念写真も(笑)

    

このお兄さんから「田野の温泉」とか「飫肥観光」もいいですよ、、との情報をもらい、一応青島→鵜戸神宮の有名な海岸通りは通るだけ通ってみようか、と出発!457kmでスタート!

    

うおっ!市内には本当にフェニックスが並んでおります。これが巨人軍の宿泊する有名なホテル?といっても青島は橋を渡って青島神社には行くようですで、駐車場に誘導していたけど、まったく下りて雨の中を歩く気はないので、閉鎖されたホテルの駐車場から見ただけ、、

    

しかし、ボードを持って歩くサーファーの姿も、、さすがに今日は無理でしょうが、、ということで「堀切峠」を過ぎたあたりの「道の駅フェニックス」で早くも休憩。

物産お土産ゆっくりチェックです。マンゴー・日向夏・宮崎牛・地鶏・チーズ饅頭・チキン南蛮用のビール??

                

来る途中に「ビョーン窯」看板があって??だったけど、作品が売られていて「ビョーン」というのは青島在住の作家さんのお名前のようです。モアイ像のある公園もスルー(^^ゞ

    

「鬼の洗濯岩」というのは一定の場所だけでなくしばらくどこでも見られましたが、さすがにここに降りては行かない(^^ゞちょうどこの辺りから雨がやんで少しずつ明るくなってきました。ふと見るとたくさんのサーファーが!!面白そうなので海岸まで降りられる場所に停車、、(最終便まで時間はたっぷりある)ちょうど自分のボードが壊れて傷心のスウェーデン人のパパが地元で有名らしい日本人のサーファーの兄ちゃんと息子のサーフィンを眺めていたのでちょっとだけ国際交流、日本に20年というこのパパさん、はウェディングコンサルタントから英語教師までしているとかで「びんぼうひまな~し!」という高度な日本語で笑わせてくれました(*^。^*)

    

いよいよ鵜戸神宮が近付くにつれて、、ついに雨が上がった!願わくは対向車とすれ違いたくないような細い路地の奥に駐車場があったのですが、、観光バスはさすがに入れず、上のほうに停めて階段を往復するようです。年配の観光客も多く、、今日は他人事でしたが、大変そうです。

              

神社の本体は大きな岩の祠の中にありました。祭神は神武天皇の父「ウガヤフキアエズノミコト」。「おちち岩」というのがあります。うさぎさんが守り神のようで女性に人気のスポットでしょう。

    

ここに来たら「運玉」を投げなければ、、したの岩の「亀石」に入れば願い事がかなうらしいですが、「入りますように」が願い事の場合はどうなる?2人とも人並みでした(^^ゞ

      

おちち岩に関連して「おちちあめ」というのがあって、小袋に入ったものを買ってみました、懐かしい感じの、しかし、いつも飴は「噛まない派」の佐保姫がまさかの、チョイ歯欠け事件でした。

日向夏のジュースや1%入りウォーターはマニラでお世話になった「カラマンシー」にどこか似た味で美味しいです。青空が出てきたので宮崎の小京都という飫肥(おび)の町に向かいます。

        

先日飛騨の小京都の古川・高山にも行った私、『大したことなかろう』くらいだったのですが、いずれにしても田野に向かう道沿いだったので立ち寄りました、「おび天」って何だろう?観光バスの通り道にもなっているようです。市営駐車場に停めて「おび城跡」に入っていきます。

    

なんと、ここがあの小村寿太郎の出身地だそうです。ポーツマス条約調印したくらいは覚えている有名人ですが、こんな田舎から出たのね(^^とちょっと感激。城跡は杉の木立で埋め尽くされていて苔むしており、マイナスイオンが感じられます。書けそうにない「飫肥」という字、、「肥」は肥後の一字ですが、と思ったら「漢字の正しい書き順」サイト見つけた!

    

        

「おび天」は魚のすり身に野菜などを混ぜて揚げた「さつまあげ」のようなものでした、昼食にいいかなと試食をして「ごぼう」と「大葉の実」を一ずつ買ったらおばちゃんがちゃんと半分ずつに切って袋に入れてくれました。晴れてきたので田野の温泉はやめて実は第1希望だった「綾の吊り橋」に向かえそうです(*^_^*)

    

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草もち・佐保姫神話の世界へ、、九州珍道中 その⑥高千穂神社・夜神楽

2013年07月03日 | お出かけ

今回のレンタカーははじめてのハイブリッドカーで、当初まったくガソリンが減らなくて驚いていました。初日は120km弱、長崎は電車で観光、フェリーで移動したせいもあったが、、、

ハイブリッドの仕組みはよくわからないけど(^^ゞ表示板を見てみると、アクセルを踏んでいない時にはバッテリーとつながっていて、アクセルを踏むと、ガソリンのマークのようなものと矢印がつながるので「なるほど、、」と思ったりした。

阿蘇の山道を走ったころから一気に減ったので今晩の高千穂→宮崎へのドライブにガソリンが心配だったので給油、、我が家のノアちゃんの感覚で「20リットル」と言ったら、、実はFLメーターのラインが半分以下だったのに、20リットルも入らなかったらしい(^^ゞあれっ?ハイブリッドカーはタンクも小さいのか(^^ゞ

ガソリン満タン返ししなくてもいいのだからカスカスで返却しようと思っていたのだけど(笑)知らない田舎でガソリンが無くなるのだけは嫌だったので、いたしかたない。

それはともかく道路の案内板に「高千穂駅」という表示があったので、「ちょっと寄り道しよう!」と探していったのだけど、、あれっ?ナビちゃんがおかしいのか?見つからない(^^ゞ

実は鉄道は廃線になっていて、「高千穂駅」というのは実存しなかったのです。「駅前通り」という通り名は残っているのですけどね、、国土交通省にでもコメントしてやろうか、、などと思ったりしたけど、佐保姫が気がついた「車の看板を見る人は普通、鉄道の駅は探さないんじゃ?」確かにね、、わざわざ探して走っているって私たちだけ(笑)

「道の駅高千穂」にも寄ってみました。ここは午後6時まで営業です。大きな能面のような石のオブジェが目立っています。この女の子のキャラクターは「うずめちゃん」

        

「きなこの漬物」とチーズ饅頭と手作りミニドーナッツだけお買い上げ。

最後になったが、やっと「高千穂神社」にごあいさつ、、神話の総本家という気持ちもあってとても期待が高まります。歴史の長さが迫ってくる気がします、

            

「夜神楽」もこの神社の中で行われるので、一旦車に戻って先ほど買ったチーズ饅頭やいきなり団子や持参したスナック菓子を食べて運転手は仮眠、、

何ともエンゲル係数の低いツアーです。

午後8時からの「夜神楽」ですが、畳敷きの会場だったので早めに行かなくてもいいかな?でもおばちゃんは「今日は土曜日だから結構来るかも、、7時から開場です」と言っていた。

ということで間をとって7時半に車から離れて坂道を登っていきます。料金は700円也。

いっぱいになったら300人くらい入るという会場ですが、観光バスこそ来なかったけど、あっという間に各旅館から送迎された浴衣姿の観客が増えていっておそらく120-30人はいたと思います。舞台の上にしめ縄や白い紙をレースのように切り抜いたもので飾られているのが気になります。神主さんのご挨拶に続いて本来の33編のうち、4編が上演されます。

        

最初は「手力雄の舞」は天照大神が天の岩戸にお隠れになったので、力の強い手力雄命が天の岩戸を探し出すため静かに音を聞いたり、j考えたりする様子を表現しています。

2番目:「鈿女の舞」は天の岩戸の所在がはっきりしたので岩戸の前でおもしろくおかしく舞い、天照大神を迎え出す舞です。一説にはストリップ説もあるので、、思ったよりも上品(笑)

 

3番目:「戸取の舞」は天の岩戸の戸の所在がはっきりしたので、手力雄命が岩戸を取り除いて天照大神を迎え出す舞です。腕の筋を強調したり、とにかく引き込まれました。

はがした2枚の戸は1枚は長野県の戸隠、、には聞き取れたのだけど、もう一枚は?

 

 

しめ縄は漢字で「注連縄」と書くらしく、糸の字の象形を成す紙垂(しで)をつけた縄をさす。標縄・七五三縄とも表記するとあるように、7本5本3本とセットになって四方に飾られていました。

最後は「御神躰の舞」でイザナギ・イザナミの2神が酒を造ってお互いに仲良く飲んで、抱擁し合い、極めて夫婦円満を象徴している舞です。

 

とはいえ、本来の夜神楽は収穫を神様に感謝しつつ、ごとの大人の娯楽だったようで実際は夜中中盛り上がって、お子様にはみられないような場面もあったとか(笑)

4幕はイザナギ・イザナミの神様も客席に入ってのいたずら合戦、と嫉妬合戦が繰り広げられます。ノリのいいお客さんがいると、言い寄られた奥さんかばって、イザナギに対抗して行ったりしてなお面白かったです。

最後は神主さんの謡のおまけと、ちょっとした宣伝!「夜神楽」は365日観客一人でも続けてきているそうで、「何もない田舎ですが、、ぜひまたお越しください」と好感のもてるご挨拶。

せっかく高千穂に行ったらこれは見ることをお勧めします。多くのツアーではほとんど入っているのかもしれませんが、、予約不要で700円です。

    

    

                                

アー楽しかった!土砂降りになってきましたが、高千穂→宮崎へ爆走姫でございます。佐保姫の母上の八重垣姫の60回租借エピソードに始まり(笑)おしゃべりはつきませんので一向に眠くもなく(笑)、、宮崎にチェックインでございます。16608歩・走行約350KM

しかし、知らない道で真っ暗、、高速と名が付いているものの、一車線に中央には棒が出ている道路、、地方はやはり交通に関しては予算がないのかもしれません(^^ゞそれでも9時に終演ですぐに出て、140KMを何とか今日中に走って11時半にはホテルに着きました。

 

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草もち・佐保姫神話の世界へ、、九州珍道中 その⑤高千穂峡・国見が丘・天の岩戸神社・天安河原

2013年07月03日 | お出かけ

途中「高千穂神社」の前を通って行きますが、まずは時間が制限されていそうな「高千穂峡」を目指します。駐車場は満車らしく「あららぎ駐車場」に誘導されましたが、ここが一番近いようです。

          

残念ながら増水で船には乗れないとのことですが、こんな人数がいたら大変な待ち時間になるはず、、この時期は増水していることが多いようです。

 

ここでまた蚊の攻撃にあう佐保姫、、ムヒの出番です!こんな華奢なパンプスで3日間歩いて平気らしいのです。私はもちろんソックスはいてぺたんこ靴ですよ!

    

パンフレットそのものの景色です。水の音がものすごくて迫力満点。ここもやはり緑と水でなんだか元気になります。

    

私が行ってみたかった「国見が丘」まで車を走らせます。高千穂峡からは4キロ弱のようです。余り来る人もいないようですが、、だれが国見をしたんだっけ?「神武天皇の御孫・建磐竜命(タテイワタツノミコト)が、 九州統治の際に立ち寄って国見をされたという伝説の丘」だそうです。

ここは雲海でも有名らしいのですが、それは秋から初冬の朝早くとからしいです。広大な景色がいっぺんに見渡せて私は満足でした!ねこちゃんはおもしろい体勢だったので激写(笑)

          

再び山を下りて「天の岩戸神社」に向かいます。

          

「天安河原」まで歩けるようなので行ってみましょう。

          

誰かが最初に始めたので、、みんなここに来ると石を積んじゃうのかな?

          

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草もち・佐保姫神話の世界へ、、九州珍道中 その④通潤橋→阿蘇ドライブ

2013年07月03日 | お出かけ

VISAの月刊誌にはあまりメジャーじゃないけど素敵!な場所が紹介されているので(国内・海外)そこだけ切り取って保存している。

めったにないけど、今回はちょっとおもしろそうな場所を見つけたのでとりあえず持参、、一関係もよくわからないので行けるかどうかは未定(笑)

大きな石のアーチに大量の水が放水されている場所で、「通潤橋」というらしい。

熊本城のガイドのおじさんに「高千穂に向かいたいけど、阿蘇にも行きたいし、そこにも行きたい!」と無茶ぶりで聞いたらところ、「それなら通潤橋→阿蘇→高千穂がいいよ」と教えていただいたので仰せのとおりに!

熊本からの道は→高千穂と書いてあって、何しろこの旅のメインだから高千穂が遠くなるのは困るから(^^ゞ結構安心しながらドライブ、、この旅でカーナビと対話する技を習得した(笑)佐保姫はときどき、ナビちゃんの気持ちを代弁したりもするようになった(*^_^*)

途中からは観光案内版にも「通潤橋」と出てきたので大丈夫そう、、おーっと見えてきた!ちょうど道の駅になっていて人が結構います。田んぼだけでも十分美しい景色だけど、石の大きなアーチは本当に見事!長崎の眼鏡橋を見てなくてちょっと残念だったが、100倍大きいそ!

          

    

橋の上は人が歩けるようになっていて、下を見ると結構な迫力で水が流れているのだけど、本当は必要な時に放水をするほか、5000円払うとこんな感じになるらしく、団体さんかなんかが来てやってくれると良かったんだけど(^^ゞ

    

この町の名物なんだか、植物で作った大きな獅子や、サッカーチームのマスコットやくまもんなどがあって楽しいです。サッカーボールのブツブツは松ぼっくり(*^_^*)

売店で大きな「ぽんかん」2個入りで200円を買ってみました。「道の駅通潤橋」ではくまもんのプリントの天然水と地元のお茶のペットボトルも買ってみました。

    

    

さて、、どう考えても阿蘇は雲がかかっていそうだったし、高千穂に向かってもよかったのだけど、万が一、、と期待してナビを「阿蘇岳ロープウェイに」セットして戻ります。途中白川水源という表示もあったのですが、ここは時間もないのでまっしぐらに、、阿蘇山頂に向かう道沿いの景色は刻々と変化して、だんだん登るにつれて、木が少なくなって草が生い茂っています。

    

ロープウェイの乗り場には団体さんが並んでいたけど、売り場のお兄さんに聞いたら『まったく見えないです(^^ゞ』とのことだったし往復40分はかかるというので、断念して、「火山灰ソフトクリーム」と「いきなり団子」を買っていいとする(笑)

          

火山灰ではなくて「黒ゴマ」ですので、、以前「秘密のケンミンSHOW」で見覚えのあった「いきなり団子」はいきなり人が訪ねてきてもすぐに作れる団子?中には甘さ控えめの餡と、サツマイモが入っていてとても素朴な味です。佐保姫いたくお気に入りでついに宮崎空港で冷凍の「いきなり団子」をお買い上げ!自分へのお土産だって、、

山頂はガスっていても少し下れは阿蘇の美しい景色が見られて良かったです。

    

高森からいよいよ高千穂です。神話の里、何せ佐保姫は「神武・ 綏靖(すいぜい)安寧(あんねい)懿徳(いとく)孝昭(こうしょう)孝安(こうあん)、、、」とか諳んじちゃうくらいだからびっくりです!、、、と思いきやなんかSLみたいな物が見えてきた!「トンネルの駅」って何?道の駅風なので当然寄ってみることに。廃線になったトンネルにお酒をたくさん貯蔵しているらしいです。

          

ヨモギ源氏に芋焼酎はお土産に買っていくつもりだったので、「天孫降臨』というネーミングにもひかれたけど、宮崎にしかないという「風門」というのを買ってみました。

    

やっとのことで、、ついに高千穂です!    

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