宿泊先のホテルマリックスは予想と違って市内でも繁華街の近くだったようで、しかも土曜日ということで結構若者らが深夜なのに出入りしていたちょっとびっくり、チェックインは佐保姫にお任せして車をパーキングに停めて裏口から入りました。ここも駐車場は込だったようでラッキー!
ちょっと期待していた大浴場はもう受付時間が過ぎていたので残念、、もっとも明日も雨らしいので、なんなら朝から温泉入ってゆっくりしてもいいかな、、ということでお部屋のお風呂に入って、通潤橋の道の駅で買ったポンカンなどを食べて、韓国製の美肌マスクで就寝です。
朝は予報通りの雨、、宮崎名物「冷汁」や、たくさんの野菜を使ったヘルシーなブッフェを味わい、コーヒーも楽しみました。
宮崎=アウトドアだけに(^^ゞ何か雨でもいけそうなスポットがあるかロビーに探しに行くことに、、ついでに「MARIX」ってどういう意味?と相当暇人の2人は食堂のある2階からフロントを目指しておりました。マリックスは「海」をイメージした造語のようです。一見してわかるサーファーもたくさん泊まっていました。
そこで佐保姫が見つけた上のほうにある小屋の中の古びた自転車となんか変なチューブのオブジェ(笑)「あれって何ですか?」と聞いたクルー(ホテル自体を船に見立てているのでスタッフはクルーらしいです)が実はこの自転車の持ち主でだった(*^_^*)「良かったらご説明させてください!!」と駆け上がってきた。彼によると、この自転車は75年くらい前のもので彼が大学時代これでツーリングをしたというもの、、このホテルのほとんどの装飾を手掛けている、白瀬昌子さんという宮崎では有名な作家さんが作品にしてくれたとのことです。記念写真も(笑)
このお兄さんから「田野の温泉」とか「飫肥観光」もいいですよ、、との情報をもらい、一応青島→鵜戸神宮の有名な海岸通りは通るだけ通ってみようか、と出発!457kmでスタート!
うおっ!市内には本当にフェニックスが並んでおります。これが巨人軍の宿泊する有名なホテル?といっても青島は橋を渡って青島神社には行くようですで、駐車場に誘導していたけど、まったく下りて雨の中を歩く気はないので、閉鎖されたホテルの駐車場から見ただけ、、
しかし、ボードを持って歩くサーファーの姿も、、さすがに今日は無理でしょうが、、ということで「堀切峠」を過ぎたあたりの「道の駅フェニックス」で早くも休憩。
物産お土産ゆっくりチェックです。マンゴー・日向夏・宮崎牛・地鶏・チーズ饅頭・チキン南蛮用のビール??
来る途中に「ビョーン窯」看板があって??だったけど、作品が売られていて「ビョーン」というのは青島在住の作家さんのお名前のようです。モアイ像のある公園もスルー(^^ゞ
「鬼の洗濯岩」というのは一定の場所だけでなくしばらくどこでも見られましたが、さすがにここに降りては行かない(^^ゞちょうどこの辺りから雨がやんで少しずつ明るくなってきました。ふと見るとたくさんのサーファーが!!面白そうなので海岸まで降りられる場所に停車、、(最終便まで時間はたっぷりある)ちょうど自分のボードが壊れて傷心のスウェーデン人のパパが地元で有名らしい日本人のサーファーの兄ちゃんと息子のサーフィンを眺めていたのでちょっとだけ国際交流、日本に20年というこのパパさん、はウェディングコンサルタントから英語教師までしているとかで「びんぼうひまな~し!」という高度な日本語で笑わせてくれました(*^。^*)
いよいよ鵜戸神宮が近付くにつれて、、ついに雨が上がった!願わくは対向車とすれ違いたくないような細い路地の奥に駐車場があったのですが、、観光バスはさすがに入れず、上のほうに停めて階段を往復するようです。年配の観光客も多く、、今日は他人事でしたが、大変そうです。
神社の本体は大きな岩の祠の中にありました。祭神は神武天皇の父「ウガヤフキアエズノミコト」。「おちち岩」というのがあります。うさぎさんが守り神のようで女性に人気のスポットでしょう。
ここに来たら「運玉」を投げなければ、、したの岩の「亀石」に入れば願い事がかなうらしいですが、「入りますように」が願い事の場合はどうなる?2人とも人並みでした(^^ゞ
おちち岩に関連して「おちちあめ」というのがあって、小袋に入ったものを買ってみました、懐かしい感じの、しかし、いつも飴は「噛まない派」の佐保姫がまさかの、チョイ歯欠け事件でした。
日向夏のジュースや1%入りウォーターはマニラでお世話になった「カラマンシー」にどこか似た味で美味しいです。青空が出てきたので宮崎の小京都という飫肥(おび)の町に向かいます。
先日飛騨の小京都の古川・高山にも行った私、『大したことなかろう』くらいだったのですが、いずれにしても田野に向かう道沿いだったので立ち寄りました、「おび天」って何だろう?観光バスの通り道にもなっているようです。市営駐車場に停めて「おび城跡」に入っていきます。
なんと、ここがあの小村寿太郎の出身地だそうです。ポーツマス条約調印したくらいは覚えている有名人ですが、こんな田舎から出たのね(^^とちょっと感激。城跡は杉の木立で埋め尽くされていて苔むしており、マイナスイオンが感じられます。書けそうにない「飫肥」という字、、「肥」は肥後の一字ですが、と思ったら「漢字の正しい書き順」サイト見つけた!
「おび天」は魚のすり身に野菜などを混ぜて揚げた「さつまあげ」のようなものでした、昼食にいいかなと試食をして「ごぼう」と「大葉の実」を一ずつ買ったらおばちゃんがちゃんと半分ずつに切って袋に入れてくれました。晴れてきたので田野の温泉はやめて実は第1希望だった「綾の吊り橋」に向かえそうです(*^_^*)