草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

女流作家繋がりの1日「sisの会」@「ゆうど」

2013年12月08日 | 芸術

「目白駅」は私は多分ほとんどはじめて、、佐保姫は以前なんとか?劇団の芝居を見に来たことがあるようですが、、駅前の大きな通りを少し歩いた場所の「ゆうど」というギャラリーに向かいます。銀杏の街路樹はまだまだ元気。

    

途中ちょっと行きすぎた(-_-;)、、でもおかげで以前佐保姫が来たといういギャラリーに遭遇!この辺りこんな感じのギャラリーや小さなイベントスペースがある場所かも

    

築90年の今でも井戸のある民家だそうです。「ゆうど」とは方言で「湧水」とか「井戸」の事だと、会に先立ってオーナーさんがお話をされておりました。昼の部はおそらく満員!そしてここに集う方々にも共通の雰囲気が、、先日の「格闘技」会場とは明らかに違う(笑)私たちって振り幅広い!!ナンテ、、変に自画自賛の2人。

  

遠慮しないで室内の写真撮れば良かったかな(-_-;)庭にいた二匹のねこちゃんが日向ぼっこしたり、追っかけっこをしたりしていたのも可愛かった。

「Sis」はフランス語で「6」という意味らしく詩人2人、朗読家3人、音楽家一人の女性6人です。最初は詩人でもある村野美優さん。緑の帽子が印象的。参考資料によれば出版の詩集も受賞されたりしている方です。もう一人の詩人はお友達のKO.KO.DAYS姫。こちらも数冊詩集が出ているし受賞歴もあり。本日はなんと和服!和服大好きと聞いていたが、上手く着こなされている。

  

朗読の「菅原ときこ」さん、「増田美穂」さん「座間智子」さんはかりのベテランとお見受けした!さりげない声の七変化に(@_@;)穏やかな表情も不思議な安心感を与える。

    

そして今回のBGMも担当された音楽家のSally Lunn(サリラン)さん。「中世二列弦ハーブ」と「プサルテリ」のほかに天井からつるしたトライアングルみたいなものや手で振ってきれいな音が出る鈴のようなもの、細い笛などで雰囲気を作っておられる。

    

KO.KO姫の朗読は以前六本木でも聞いたことがあるが、当時とは作風も変わっていて、私が言うのはおこがましいがぐっと力が抜けて分りやすいもので眼を閉じで聞いていたが風景が浮かびあがり、懐かしさも湧いてきた。

途中休憩にはお菓子とここの井戸水で入れたお茶をいただきました。全員の写真に写っているように天井から布が下がっていたり、照明も邪魔にならないように間接的時々ろうそく。白壁にひかりが温かく、良く映えました。東北の被災地の方の作品も販売しているというので指の出る手袋を買ってみました。実は先日大枚はたいて買ったスマホ用手袋、、使えない(-_-;)何とかスライド位はできるが、入力とかは無理×無理×最初からこういうのにすべきだった。

  

とても温かい会だった。ただ一つ、残念だったのは古民家だから私のわがままだとは分っているけど、さすがに畳に座布団でお座りはきつかった(-_-;)お茶で鍛えられている佐保姫や前列の奥様などは全く大丈夫そうだったが、とにかく正座は全く駄目なヘタレの私は、カッコつけないで数少ない椅子をゲットしたかった(笑)それでも一番後ろで柱の前をゲットして何とか凌げたが、、、畳が生きないのもなんだから完全に椅子とは言わないけど何とかもう一工夫してもらえると良かったかな(笑)朝から樋口一葉に感動していたのに加えこの女性たちの活動に出あって女優芸術家に触れた一日でした。

途中で「アルパカ専門店」に寄り道した後、佐保姫と渋谷で分れたのですが、これも前回心残りだった渋谷「ヒカリエ」のswich room(トイレ)に行ってみようと乗り換えのついでに向かってみました。意外に地味なクリスマス?そしてトイレは3・4階は長蛇の列(-_-;)何とか5階を使ってみましたが、クリスマス前の土曜日、入った私が間違いだった。

        

というわけで早々に帰宅、すずかけ村の駅前のツリーが11/30から点灯しておりほっとします。震災の年には点かなかったので平和な年でよかったな。と実感。

  

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「鷲神社」から浅草→目白へ

2013年12月08日 | お出かけ

ここからは「北めぐりん」の30番バス停(台東病院)から乗って浅草→東西めぐりんに乗り換えて「上野」も考えたのですが、ちょうどバスが出てしまい、天気も良し、「鷲神社」も行ってみたかったので 歩くことに。あれっ?「弁天様」はあるけど、、豆腐屋さんや八百屋さんなどのある道を歩いてぐるっと回ってみます。

    

「時計草」だそうです。確かにそう言われれば形が似ている!なんで皆さんこんなに花の名前知っているんでしょうか?ついでに「山手線の時計回り=外回り」も記載(笑)

    

なんかしょぼい?ビルの谷間で小さい?と思った裏側とは打って変わって、さすがに「酉の市」の元祖、熊手の元祖!大通りに面した「鷲(おおとり)神社」は立派でした。ところで「鷲」って字は「さぎ」なの?「わし」なの?なんで「おおとり」?疑問が吹き出ます。調べたら「大鳥神社大鷲神社鷲神社(おおとりじんじゃ)は、「おおとり」を社名とする神社日本武尊の白鳥伝説と関わり、酉の市で有名なところが多い。」らしいですが、ざっくりだなぁ漢字の読み方(笑)

    

ここにも「一葉」の文学碑が、「子規」や「其角」の「酉の市」に関わる句碑も、「其角」は芭蕉の弟子なんですと、、さすが佐保姫(@_@;)国語教師みたいだ(笑)

      

せっかくなのでご挨拶、、「なでおかめ」楽しい!あちこち撫でさせていただきました。

    

国際通りを歩いて浅草に向かいます。佃煮の「鮒金」さんってここなんだ。おおっ!またもスカイツリー(*^_^*)まぁたくさんの観光客です!新しくなったという雷門の大提灯の下の文字、、なんで「松下電器」?

     

近くの中学校の壁に狂い咲きした?と思っていた朝顔みたいな植物、、ここにも健在!  「ノアサガオ」(宿根アサガオ)というらしいです。

  

時間が無いので地下鉄銀座線で「上野」→山手線で「目白」に向かいます。「上野駅」中央改札に出たので、超立派な駅だった(*^_^*)

    

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寒さに負けずお江戸歩き「三ノ輪→竜泉→吉原」

2013年12月08日 | 広重江戸百景

週間予報でずーっと雨だったが、目白駅近くの「sisの会 語りと詩人と音楽」に招待してもらっていた、もし雨じゃなければついでにお江戸歩きをするつもりだった今日。

晴れた!いよいよ晴れ女宣言しちゃうかな(*^_^*)予定では「三ノ輪」→「吉原」辺りの3か所を目指して佐保姫様にお付き合いをしていただいた。

「三ノ輪」はヨモギライダーが住んでいたので何度も車で来たが、電車で来たのは多分2回目?最初のポイントは駅近くの「根岸図書館」が目印。  

今日は「溝口」→「自由が丘」→「中目黒」から日比谷線に乗ってみた。佐保姫は「広尾」から偶然同じ電車に!しかし、、「広尾」から2つ目が「六本木」(@_@;)佐保姫超アーバンマダムですなぁ。

「三ノ輪」駅の地図を見たら近くに「金太郎飴本舗本店」とある。佐保姫がオーストラリア時代あちらの先生に頼まれてちょいちょいここに「金太郎飴」を買いに来ていたらしい。

    

その前に広重ポイント「簑輪金杉三河しま」ゲット!根岸図書館の一本向こうを右に入った辺りです。昔はこの辺りは荒川の氾濫で湿地帯で将軍家の放鷹の場だったが鶴も舞い降りるので餌付けをして保護区に指定、将軍様も「鶴見」に来た場所だとか。

      

飴を買いに来た話は何度も聞いていたのに私はてっきり「三ノ輪橋」から都電荒川線に乗って買いに行った。と脚色しており(-_-;)今回やっと辻褄があったというお粗末。

          

本店らしく品ぞろえは格段、町歩き番組の加山さんなどのサイン色紙も沢山。最近は結婚式のドラジェとして新郎新婦の顔の飴を配るなど流行っているとか、そういえば「ゆうゆう散歩」で加山さんも作ってもらっていたなぁ、

今日の朗読会の方に浅草の「舟和」のお菓子でも差し入れしようかと思っていたけど、喉の為にはこれもあり!かと、金太郎飴数種類が個包装になっていて、金平糖や千歳飴のミニ版など入っている江戸土産風の物を買いました。(写真忘れた)何だか気に入ってしまったのでまた来る予定(笑)

さてこれまたずーっと気になっていた「一葉記念館」やっと行けます。しかも国文学の専門家と一緒!心強いったらありゃしない(*^_^*)

最近のニュースで自転車が取り上げられるけど、いつの間にか歩道にこんな仕掛けが、、コペンハーゲンのように車道の一番端が自転車専用になっているのが一番いいのだけど、おしゃべりしながら歩いていても自転車には気を使う。「一葉堂」という木目込み人形のお店の向こうに公園が見えました。車は進入禁止。

    

なんと立派な建物です。そういえば5千円札にもなっている(@_@;)女性では確か初めて?入館料300円。展示物は撮影禁止なのでwebサイトを参考に。

    かなりの充実展示や収集物ですっかり見入ってしまった。1階でのDVDコーナーも貸し切り状態で堪能。ここ竜泉地区にいたのはわずか10カ月だったらしいのですが、24歳で亡くなる前の爆発的に作品を書いた時期前の重要な経験だった場所らしいのです。近くの所以ある場所の地図ももらえます。大学時代の教養科目の教授がとにかく「一葉」一本やりだったので作品も読んでレポートも書いているはずなんですけど当時からどうもピンとこなかった(笑)今更ですが読み返してみようと思いました。

「東京女子大学所蔵」などのラベルの貼ってある当時の一葉作品掲載の本が展示されていて「確かに図書館のだね。”913”は日本文学だから」に「???」なんでも図書館ルールには共通の番号があるらしく、日本文学は913なんですと!ここでまたまた佐保姫にじぇじぇじぇ体験(笑)帰ってググってみました。分類コードというところで一目瞭然でした。あれっ?これってみんな知ってること?

前の「一葉公園」にも「記念碑」、公園横には千葉県八街産の落花生直売屋さん、「一葉煎餅」台東区あげて一葉一色です。(落花生は関係ないか(-_-;)

    

  

さて思ったよりもここで時間を費やしてしまったので本当はこの近くの千束神社とかも行ってみたかったけど吉原方面に歩きます。

次のポイントは「吉原大門」辺り、以前台東区のコミュニティーバス「めぐりん」で通った時にゲットできず涙を呑んだ場所です。やはり歩いてこないとね。建物からすると歴史のある有名なてんぷら屋さんでしょうか?行列です。ここで「よし原日本堤」ゲットです。「日本堤」は隅田川の治水のための物で吉原へ来る客は船で隅田川を北上し、堤を通ったらしい。堤の上には茶屋が軒を連らねた。右遠方が「不夜城吉原」とのこと。一葉作品の重要な場所でもあるのです。

    

ここからすぐに次のポイント「廓中東雲」です。  手ぬぐいで顔を隠しながら早朝の吉原大門を出て行く客を見送る遊女たち。幕府が江戸市中の私娼を郊外の「葦町」に集めて営業させたということで、「吉原」のもとのよしは「葦」だったようです。面白いのは今でも名残のように色町風?入ったことが無いので分らないけど、男性が好きそうなお店が並んでおります。しかも銀座なんかとは雰囲気が違っている気もします。「営業女性専門婦人科クリニック」の看板には複雑(-_-;)「吉原」神社もありました。

          

これで本日3か所ゲット、ついに30を切って残り28か所です。12月21日の東大病院の検診の日に神田界隈を数か所ゲットの予定。半年ですがいい感じに進んでおります。  

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