草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

青春18切符2014夏「浮世絵と幼なじみ」 その2 中山道広重美術館

2014年09月02日 | 青春18切符

駅前には地図があって本当に徒歩2分くらいのところに「中山道広重美術館」がありそうだ。何だかすっきりした町?ありゃ電線が無いです!

    

大通りの右手には「大井宿広場」とあったが、google map(2012年6月)だとまだ工事中だから最近整備されたんですね。いよいよ「大井宿」で売り出し中ってこと?

「木曽海道(街道じゃないんだ(-_-;)六拾九次之内」の大きな看板、新しそうな美術館です。「平成13年9月にオープンしました。恵那市の収集家田中春雄氏から寄贈された歌川広重の浮世絵版 画などを所蔵しています。」とある通り、この「田中コレクション」あっての美術館なのです。

     

当たり前かもしれないけど今回認識したことは「浮世絵は沢山ある」ってことで、何度も摺るわけだからそのたびに違う印刷が出るってことです。田中春雄さんという方が集めた物ですが、元々は国鉄の職員から奥様の生まれ故郷に戻って自転車屋さんを起こして事業を大きくされた一般の方が浮世絵に巡り合って虜になり、集めたという物なのです。「予備知識を持たず純粋に浮世絵に魅了され、摺りの違いを蒐集の過程で学ばれ楽しまれた。」という説明が的を得ている。物は増やしたくないが(-_-;)「図録」だけ買ってしまった。

   

つまりこういうことです。「中津川」の3枚の版画、色が違うどころか1枚は雨が降ったりもしている。価値は評価によって分かれるけど、どれも「本物」ってことです。

      

今回も全部の作品に加えて別刷りの物、変わり摺りの物なども展示されていた。ビデオや展示もなども分り易い。おまけに由比の「東海道広重美術館」では300円だった版画体験も無料。ということで私も挑戦。スタッフさんに「由比では有料でした」と言ったら話が弾み「町田から来た」と言えば、なんたって「国際版画美術館」のある町なので一目置かれる(笑)

実際、「版画美術館」とも由比の「東海道美術館」とも講習や講演会等で交流も活発だそうです。この版画体験コーナーは中山道が始めた形だそうです。町田でもやればいいのに。

そしたらボランティアとかしたいな(*^_^*)青・赤・緑・最後に黒のインクを塗って摺って行くと1枚の浮世絵が完成しました。

    

14:31の電車で大津に向かうので滞在1時間半はどうかな?と思ったけどやはりもっと時間が欲しかった。展示室はみっちり堪能したが、ビデオも全部見てないし、ミュージアムショップも充実していて楽しそうだった。

お客さんがスタッフさんと話していたシーズンが始まったばかりで行列もできるというほど大人気という「栗きんとん」のお店が駅前にあったので6個入り1420円を買ってみた。大津の友達が在宅の保障が無いから、、と町田からお土産を買ってこなかったのに、、ここで買ってるし。矛盾してるが、、賞味期限は4日らしい。

     


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