ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

足袋は道連れ世は情け

2009-05-11 21:25:04 | 工芸
足袋作り講座に参加しました。

足袋って、作るんだ…これが、その講座を発見した時の感想。

そりゃそうでしょう、足袋職人さんが作っていますよ。

着物は直線縫いのくせに、足袋ってどうしてこんなに無理やりな作りなんでしょう。立体(足の形)に布を添わせるためには、どうしても直線では難しいですよね。
着物も直線縫いの平たい布を体に纏わせるのに、着つけがたいへんだったり。

足袋は逆で、立体裁断縫製なので、縫うには大変ですが、はくのは簡単です。

作ってみると…7時間かかりました、講座当日。

でも始めるともう夢中で、早く出来上がりを見たい一心で、7時間はあっという間。
お茶も飲まず、トイレも行かず。

柄足袋が欲しかったんです。

巷で売っているのは、いまいち好きではないものが多くて。

もちろん老舗の足袋屋さんの柄足袋は、かなり粋ですが、高いし、足袋屋さんがまた敷居が高いのです、でも足袋やさんで足型をとってもらって、お誂えとか、してみたいものです。

シンプルで、モダンな柄足袋が欲しいのです。

で、作ったらこんな感じ。

で、思い付いた、柄足袋の企画。

モダンな柄足袋、麻の夏足袋、半足袋とかも。

どうやって、足袋屋さんに作ってもらうか考えています。


自分でまず手を動かしてみる。すべてにおいて私の方針です。
お裁縫は得意ではないですが、自分で作ってみることでわかること湧くアイディア、があります。
はたから眺めているのではわからないこと。
私は、つくづく作るほうに軸足を置いているのですね。

作る側の気持ちに、どっぷり浸って、使う側の気持ちがwからなくならないように
消費者の感覚も(このことばが実は嫌いです、テレビの経済コメンテーターとかが言っていると最悪に嫌)忘れないように、日常生活を丁寧にしようと思います。