ホウジョウキ  ++ 小さな引籠り部屋から ~ ゆく川の流れは絶えないね

考えつつ振り返り、走りながらうずくまる日々。刻々と変わる自分と今の時代と大好きなこの国

下町が元気を取り戻しつつある?

2009-05-28 16:48:33 | 日本文化
家を拠点として仕事をするようになって、気の近所=かなりベタな下町
をウロウロすることが多い。

自転車圏内を、走りまわっている。
ありがたいことに、このあたりは、台東区の中央区(?)都心なので
公的機関が集まっている。
区役所も、そのほかの都や区の出先機関も多い。
いろいろなことを申請に行ったり、相談に行ったり、が多いのだが
自転車で行けるところがありがたい(交通費が惜しい…)

自転車でウロウロしていると、意外な発見する。
たいていは、私の「好き」センサーがビビと惹かれる
ショップだったり、カフェだったり。

私の「好き」センサーは、けっこう渋いが、敏感なので、自転車で走っていて
気になって、後日、改めて探しに行くことも。

入谷、御徒町、蔵前。最近面白い。

向島の面白い、一番面白いのは、向島という地域で連携を図っているところ。
そういう情報は、店内の張り紙やフライヤーやHPでわかったりする。
向島は、若い店主が連携して街を盛り上げていこうという運動がある。
かなり濃い独特な歴史と雰囲気をもった町だ。それに惹かれて外部からやってくる人もいるだろうし、地元の人が愛してやまない町なのかもしれない。

くねくねと入り組んだ裏道や、昔懐かしい昭和の商店街、
色街の名残の料亭。芸者さん。
裏道から、小唄が聞こえてくる、そんな土地。
観光スポット。
化学工場。

それを全部資源とする、という考え方はいいと思う。
新しいものを、他から、海外から、持ってくるとか
斬新最新のもの、もいい。
日本文化は世界の流行最前線だし。

ただ、足もともよく見たい。
今持っているものから、何かを生みだすことも、地元の人を相手に商いをすることも、これから大事になると思う。

グローバリゼーションには逆行するが、グローバリゼーションは一度崩壊した過去の概念だ。

下町の小さな会社の社長の言葉
「みんなすぐ中国とか海外のマーケットに持っていこうとするが、外国人のために苦労してモノを作ってどうする(怒)」

そう、日本のものはまず、日本で理解し愛して消費しよう。