3月25日お茶教室を開催しました。
桜の開花も伝えられました。 観桜茶会は多くのところで催されます。 花と団子で楽しめますね。
3月23日お茶教室から茶会へ
京都国立博物館の茶会に3人で参加しました。 茶室と道具は上田堪一郎氏より博物館への寄贈です。
茶室 八畳の書院座敷と三畳の茶室 「堪庵」、八畳間で表千家のお点前でお茶をいただきました。 桜のきんとんはとても美味しかった。
掛物、表千家10代吸江斎宗匠がおひな様の画で、裏千家11代玄々斎宗匠の書でした。(要約して下さり、幾久しく榮ますようにと)
花入は竹で桜と椿でした。 香合は亀で永楽で和全か? 釜は10代大西浄雪、炉縁はご亭主様の持ち出しと。茶碗は10代旦入(片身替)
気楽な茶会でしたが、お道具はご立派なものばかりでした。 皆さましつかりお点前を拝見されていました。 茶会はよい出会いがあります。
以前お手伝い時に 茶室から見たお庭 掛物 茶碗
千利休の一言 利休は豊臣秀吉に屈することなく、最後まで自分の美学を貫き、わび茶を完成させました。
千利休は豊臣秀吉の命により、天正19年(1591)2月25日堺でゆいげを書し、28日(428年前)京都の聚楽屋敷で切腹して世を去った。
その首は一条戻橋に、つるし首にされた。 その首を大徳寺、大仙院 三世の古渓宗陳和尚が持ち帰り葬った。
大仙院では3月17日、古渓忌があり、法要と茶会がありました。
京都、特に大徳寺には茶の文化が根づいています。 歴史と文化の街 京都に住めて幸せです。
利休がしたためた辞世の句 「 人生七十 力囲希とつ 吾この宝剣 祖仏共殺 」 じんせいしちじゅう りきいきとつ わがこのほうけん
そぶつとともにころす。 利休の激しい気迫を感じられると言われています。
毎月28日は聚光院で利休忌、法要があります。
3月27日は表千家家元にて利休忌に来菴しました。 この日は廻り花をし、利休様にお供えします。
その後、茶カブキ 試茶2服のみ、本茶3服のみ、茶銘を当てます。 執筆は家元がされます。 次客が正解された。
聚光院の千利休の墓石
3月25日 お茶教室の様子です。
水流元入海(水流れてもと海にいる) 大徳寺 大黄院 太玄老師 花 伊予みずき、貝母百合 Y様持参で活けて下さいました。
主菓子 きんとん遊月製 銘 「うらら」 さくらと蝶? 美味しい 干菓子 和三盆
薄茶を飲み終えて取り込む
濃茶点前
濃茶飲みお茶碗を返す 美味しい濃茶でした。 お茶銘 楽寿の昔(15代猶有斎お好み) 柳桜園詰
運び点前 入口で水指を膝前に置き礼 次に左手にお茶碗、右手に茶器(棗)を持ち水指の前に両手で一緒に置く
水(中に蓋置き入れ)柄杓は建水の上にかけて、中に入りふすまを締める。
柄杓を少し持ちあげて、中の蓋置きを取り出して、左の手のひらにのせて、炉の方に向き、右に置く、左手で柄杓をかまえ、
横にして、右手で蓋置に引く。 そして 礼 薄茶の場合は客に、「どうぞお楽に」と言った合図 お茶は余り言葉では表さないです。
だから 礼の意味が大切です。 さあ~ お点前が始まります。
お点前はまだ数回ですが、基本に忠実にしっかりとされます。 今からが楽しみですね。
何度もお点前えをすると上達します。
いつもブログをご覧くださりありがとうございます。
お茶教室担当 文責 伊藤正子