12月5日、今年最後のお茶教室でした。 7名でお茶を楽しみました。
今年は急に冷え込み木々の紅葉など色つきがとてもキレイでしたね。
早や師走です。 秋が短く冬がやってきました。 京都、奈良の季節の光景をご覧ください。
奈良公園と春日大社です。
京都永観堂と南禅寺 疎水
12月5日 お茶教室の様子です。
書は 「安如泰山」 清水寺 貫主 森清範様の書 花入= 益子焼 花=神楽(かぐら)赤 玉椿(たまつばき)白 山出様宅のお花です。
冬は椿一輪あればいいですね。それもつぼみの姿です。
茶の湯の点前は季節によって炉の点前と風炉の点前にわかれます。11月の初め、立冬のころから5月の初め、立夏ころまで炉に釜をかけます。
炉を切れないので、置炉を使用しています。 置炉は畳の上に置いて使用するので、お点前が少しやりづらいです。
寒くなる季節ですから、炉は釜も大きくなり、柄杓も大きくなります。 お客様に火を近づけ温かくとの配慮です。
濃茶は数人で飲みまわします。 出し服紗を添えます。正客は次客の縁内、お茶碗、出し服紗を送ります。この時は総礼
濃茶は3口半で飲みます。 薄茶は何口でもOKです。 今回は3人、3人で頂きました。
正客は出し服紗を左手の上で一つ開き、茶碗をのせ、軽くおしいただき、茶碗を手前に二度回して、正面が左横に向くようにし、一口飲みます。
亭主から服加減のあいさつがある。正客は軽く受ける。 飲み口を懐紙、四つ折りなどにしてふきます。 茶碗を正面に戻して、次客の送り、送り礼
濃茶は表千家 而妙斎宗匠お好み、ご銘は 「祥雲の昔」 柳桜園詰
濃茶を頂く前に、主菓子を頂きますので、程よい甘さが抹茶の味がよくでます。 香りよくまろやかで、美味しいの一言。癒しと元気がでます。
薄茶の割り稽古をしました。 お茶のけいこ初めは割稽古をします。 基本を身に着ける事が大切です。
綺麗なお点前ができるようになります。
① 服紗の扱い 服紗さばき ② 薄茶器 棗のふき方 ③ 茶杓のふき方 ④ 茶筅通しと茶筅すすぎ ⑤ 茶巾の扱い
⑥ 茶碗のふき方などしました。 また扇子の使い方やあいさつも大切ですね。
みなさんとご一緒に楽しい一時でした。
次回は~ 平成29年1月23日(月)13時~ 初釜です。
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お茶教室担当 伊藤正子