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お茶教室開催 9月

2018年09月12日 | 助産師会個人事業

 9月10日お茶教室開催いたしました。

 やっと朝晩は涼しくなってきました。秋の訪れが待ちどうしいです。

 今、NHK Eテレ午後9時半~「趣味どきっ!」 「茶の湯 表千家 清流無間断」 9月3日より10月22日まで毎週月曜日、放映されています。

 千利休より受け継がれてきた「わび茶のこころ」を今に伝え、またお茶の歴史、基本的な作法や所作、最後に「名残の茶」 時季の風情と茶の魅力です。

 ぜひご覧ください。

 表千家7代 如心斎 天然宗左(じょしんさい てんねんそうさ) 9月の詩 「名月をくみこぼしけり手水鉢」 表千家の中興の祖で、9月13日は家元にて「天然忌」が行われます。

 大徳寺の聚光院にある閑隠席 (かんいんせき) 重文は利休百五十年忌に如心斎が寄贈した茶室です。 28日は聚光院本堂で法要があり、その後  閑隠席でお茶をいただけます。

 如心斎は弟の裏千家8代一燈宗室と川上不白、大徳寺の僧などと 「七事式」 (しちじしき)を作成し茶の湯をたしなむ人々の修練としました。

 天然忌では 「さざ」 を行います。 少しご紹介します。 客が三人。東、東を補佐する半東の五人でします。  

 正客はお花を活けます。 次客は「炭」をつぐ 三客は「香」をたく 東が「濃茶」を、半東が「薄茶」を点てる。

  これはテキストより  5人                   正客が花を入れる Hさん                次客は炭を

 

    

 三客 香をたく 次は濃茶・薄茶の点前をします。

 

 9月10日のお稽古の様子を紹介します。

 「江月照松風吹」 (こうげつてらし しょうふうふく) 大徳寺 黄梅院主 太玄師。川面に浮かぶ月、山にはさわさわと風が吹きわたる。『証通歌』 

 花入れ 富士籠 花= 秋海堂(秋の訪れを感じます) 水引き草  Yさん宅のです。花は季節を感じさせてくれます。いつも癒されています。

   

                                 主菓子   銘 「秋空」 遊月製 

                        

 

       薄茶の点前                              略点前(お盆点て) テーブルの上でもどこでも可能、ポットを使用しても

       

 

  濃茶 茶筅飾 「習事十三箇條」の中の一つです。 水指、茶入れ、茶碗、茶杓の四品中いずれか一品に名物、由来のある品を用いる。

  お点前の前に飾りつけます。                          濃茶はお湯を二回に分けてしっかりと練りあげます。

 建水を左横に置いて障子を開けて 礼。                      とても美味しかったです。                                                     

 習事は十三ありますので、お点前も少しつつしていきましょう。 今回はテキストにはない「茶通箱」のお点前をしました。

 二服とも濃茶の点前でちょっとややこしいですが、皆さまも色んなお点前をしていきましょうね。

 皆さまとてもお上手にお点前されています。さすがです。  お点前して慣れることが大事ですね。

 

  茶通箱の点前、拝見後の返却   

 

         いつもグログをご覧くださりありがとうございます。

         次回は10月22日です。 美味しいお菓子とお抹茶でホットしませんか? ご参加くださいませ。

 

          お茶教室担当  文責  伊藤正子

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