3月4日土曜、沈丁花香る午後、講演会と部会集会を助産師会館で実施しました。
第1部は講演会「先天性疾患を持つ赤ちゃんとご家族の支援」
大阪府立母子保健総合医療センターで遺伝専門カウンセラーとして勤務する、南支部の
会員でもある三島さんのお話です。
行事も重なり多忙な時期の開催でしたが、舞鶴から精華町まで14名とお子様お二人の
ご参加をいただきました。
ダウン症候群で、書家として活躍されている金澤翔子さんのお話から始まりました。
ダウン症候群の赤ちゃんの発達の特徴。早期療育、少しでも早くと思いがちであるが、
「自立」=自分の人生の主人公になること 必要なことは「安心」「自信」
「自分を認めてもらっている感」どんな子にも当てはまることですね。
感情豊かでキャッチする力はあるけれど、表現力が弱いので認められにくい事
確定診断時のカウンセリング、親御さんの受け入れ方にはかなり個別性があること
病院で毎月実施されている様々なサポートによるお話と体操,交流会には毎回30-
40組のダウン症候群の赤ちゃんとご家族の参加があるそうです。
色々な質問にも丁寧な答えをいただき、参加できてよかった!と受講者の満足度はかな
り高かった様です。
京都には同様の支援をされている施設はありません。助産師として今後できること
はなんだろう。考えされられる機会となりました。
第2部は交流会。保健指導部会、南支部会、10名のご参加をいただきました。
南支部は、伏見区民が東支部に移動するので、今の形での支部会は最終となります。
現在の活動報告、勤務条件への不満、確定申告をどのようにやっていくかなど、普段で
会いにくい会員同士、和やかなひと時を過ごせました。
(文責 ふじわら)