6月5日(木) 10時~12時 助産師さろん開催いたしました。
前日には近畿地区は梅雨入り、当日お天気はと心配しましたが、清々しい一日でした。
大先輩、小林静枝先生の講和会、今回で3回目でした。
皆さまに先生をご紹介をいたします。
1952年助産師になられて、助産師生活59年です。
2008年 「秋の叙勲」 瑞宝単光章を受章されています。 他に厚生大臣賞、京都府知事章、他多く受章されています。 ご立派な先生で私たちの誇りです。
今回はたくさんお話しして下さいました。 その一部を皆様にお伝えします。
先生は78歳までお産に関わられていました。逆子の名医、分娩方法など某先生の指導など得られて実践された。骨盤位の矯正は妊婦の一般状態やお腹の張り具合、しっかりと触り診て、また赤ちゃんの状態など考慮しながら慎重におこなった。今はしたら駄目だから。と念押しされた。
骨盤位のお産は自然陣痛を待つ、自分の陣痛を守る。胎児をひつぱったら駄目と。
お産が遅れそうな人は、歩く、歩く、~お風呂に入る事を勧めて効果があった。
食事指導にも力を入れて、バランスのよい食事にとり方、貧血の方にはご自分が料理を作り渡されて貧血も改善した。美味しいレバーの作りのレクチャーも受けました。
先生のお言葉で 「お産や指導でお金をいただけなかったが、恨んではいけない」 「お産では技術はいただけた」 この言葉に胸が熱くなりました。
今も地域の方にご自分が作られた食事を届けられています。多くのお困りの方を支援されている。 普通の人では出来ないことです。
先生の生き方は素晴らしいです。 何とこころ根のお優しい方ですね。
これは前回の写真です
先生からパワーをいっぱい、いただきました。皆さまの笑顔が素敵です。
先生はお忙しいのに後輩の為に、会館にお出まし下さいました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
皆さまご参加ありがとうございました。
助産師さろん担当 伊藤