丹後支部からの報告です。
(公社)京都府助産師会の活動において、特に北部地域では、非常にお世話になっております、
舞鶴共済病院 小児科 臨床検査科部長 増田淳司先生が、
この度、第40回母子保健奨励賞ならびに毎日新聞社賞を受賞されました。
日頃の感謝を込めて、丹後支部でのお祝いの会を開催いたしました。
~母子保健奨励賞とは~*********
この賞は、わが国の母子保健向上のために励み、今後も母子保健の分野で大いに活躍が期待できる現役の方を表彰し、その活動を奨励することにより、わが国の母子保健の一層の発展に寄与することを目的とするものです。
その年に、応募時54歳以下の各都道府県からの応募者から15名、その中で、更に3名ずつ、毎日新聞社賞とNHK賞が選ばれます。
受賞者の方は、皇太子同妃両殿下よりご接見が許され、表彰式典前日に東宮御所へ参内し、激励のお言葉をl賜っております。
母子保健奨励賞HP http://www.mcfh.or.jp/shoureishou/award.htm
*第39回母子保健奨励賞には、当会前副会長の越山茂代氏が受賞されています。
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増田先生は、「舞鶴発の育児支援活動、産褥救急とNICUを担う施設が別々である分断した京都府北部周産期医療を、顔の見えるつながりで支えるネットワークづくり」が評価されてのご受賞でした。
京都府下唯一のBFH(赤ちゃんにやさしい病院)である舞鶴共済病院での活動にとどまらず、
舞鶴市内の助産師・子育て支援関係者・歯科衛生士や栄養士でつくる「はぐネットまいづる」を主宰。
北部周産期医療を支えるNCPR(新生児蘇生法)コースの運営にご尽力されています。
助産師会においては、孫育て講座、産前産後訪問支援員養成講座において、講師を務めていただき、
わかりやすく、気さくなお人柄で、参加者様の心をわしづかみにする講座をしてくださっています。
増田先生のお人柄がにじみ出るような、笑いあり熱気ありの祝賀会となりました。
増田先生による、記念講演もあり、小児科医としての熱い思いをお聞きすることができました。
地域に根差した子育て支援を、深く根を張り、幹を育て、広く枝葉を広げて、
母子が心地よく暮らせるような地域になるよう、一層努力していこうと思える会でした。
増田先生、今後ともよろしくお願いいたします。
(文責:丹後支部 東野)