外は雪が止んだようですが、一面の銀世界。雪のせいで、ほの明るくなっています。
昨日今日と映画を2本も見ました。
このところ友達と一緒に見に行く回数が増えて、1昨年からすると想像もできないペースです。
昨日は「母べえ」、今日は「ひめゆり」
2本とも日本の先の世界第二次大戦前から末期の時代を扱っています。
前者は説明の必要がないくらい、知れわっ立った、山田洋次監督・吉永小百合主演の映画です。
治安維持法で検挙され獄死した帝大教授とその家族を描いたものです。
丁寧に描かれていて、古典的というか正統派の映画でした。斬新さはないけれど、あの時代の思想弾圧の非人間性が、ジワーと効いてくるボディブローのように迫ってくる映画でした。
配役で言えば家族を支える教授の弟子だった山ちゃん、とてもいい味を出していました。
後者は戦争末期に戦争にかり出された沖縄の「ひめゆり学園」の女学生さんの証言を13年にわたって収録したドキュメンタリー。キネマ旬報ドキュメンタリー1位になったそうです。
初めて知った映画でした。
彼女たちは16~19才、予告もなしにいきなり凄惨な戦場へ駆り出されたのです。
証言の一つ一つが耳を覆いたくなるよな内容でした。
監督のメッセージに「戦争は今日から戦争というふうに始まるものではなく、気がついてみたら戦争の只中にある」と。
今という時代をしっかりと掴まなくてはと改めて思わされました。
昨日今日と映画を2本も見ました。
このところ友達と一緒に見に行く回数が増えて、1昨年からすると想像もできないペースです。
昨日は「母べえ」、今日は「ひめゆり」
2本とも日本の先の世界第二次大戦前から末期の時代を扱っています。
前者は説明の必要がないくらい、知れわっ立った、山田洋次監督・吉永小百合主演の映画です。
治安維持法で検挙され獄死した帝大教授とその家族を描いたものです。
丁寧に描かれていて、古典的というか正統派の映画でした。斬新さはないけれど、あの時代の思想弾圧の非人間性が、ジワーと効いてくるボディブローのように迫ってくる映画でした。
配役で言えば家族を支える教授の弟子だった山ちゃん、とてもいい味を出していました。
後者は戦争末期に戦争にかり出された沖縄の「ひめゆり学園」の女学生さんの証言を13年にわたって収録したドキュメンタリー。キネマ旬報ドキュメンタリー1位になったそうです。
初めて知った映画でした。
彼女たちは16~19才、予告もなしにいきなり凄惨な戦場へ駆り出されたのです。
証言の一つ一つが耳を覆いたくなるよな内容でした。
監督のメッセージに「戦争は今日から戦争というふうに始まるものではなく、気がついてみたら戦争の只中にある」と。
今という時代をしっかりと掴まなくてはと改めて思わされました。