今日の午後、5回目の化学治療を終わって退院し、1週間分の食料品を買い込んでいつも迎えに来てくださる元同僚の車で帰ってきました。
いつもの癖で、とても食べきれない量の食糧が冷蔵庫にぎゅうぎゅうに詰まっています。
迎えに来てくれる彼女は、「退院して誰もいない家に帰り、その日から自分で食事を作るのは流石に忍びない」といって晩御飯のおかずまで作ってきてくれました。
この言葉を聞いた時、思わず涙が流れそうでした。
こんなに優しい人が側にいてくれたことがどれほど私を幸せにしてくれていることか。
病を得て知ることが出来た人の優しさです。
在職中の出来事を色々話したり、後輩たちの現在について色々話を聞いたりあっという間に過ぎた時間でした。
畳一畳分のベットから、急に十畳以上のLDKに。ソファーで脚を伸ばすと、賑やかに鳴く虫の声に包まれました。
ここ数日の涼しさは、急に夏が行ってしまったようですが、果たしてどうでしょうか。
抗がん剤が血液に乗って、全身に行き渡る頃、手足の血管が浮き上がり、その指は赤黒く変色し始めるように見えます。
決してだんだん軽くなるのではなく、逆に強くなる抗がん剤の副作用、早くも白血球は要注意範囲に低下、脚の痺れも
これまでより強くなっています。
でも後1回。
別の友人に、病院を出る時に「後1回」と叫んでおいでと言われましたが、流石にそれは恥ずかしくて、心の中で叫んできました。
いつもの癖で、とても食べきれない量の食糧が冷蔵庫にぎゅうぎゅうに詰まっています。
迎えに来てくれる彼女は、「退院して誰もいない家に帰り、その日から自分で食事を作るのは流石に忍びない」といって晩御飯のおかずまで作ってきてくれました。
この言葉を聞いた時、思わず涙が流れそうでした。
こんなに優しい人が側にいてくれたことがどれほど私を幸せにしてくれていることか。
病を得て知ることが出来た人の優しさです。
在職中の出来事を色々話したり、後輩たちの現在について色々話を聞いたりあっという間に過ぎた時間でした。
畳一畳分のベットから、急に十畳以上のLDKに。ソファーで脚を伸ばすと、賑やかに鳴く虫の声に包まれました。
ここ数日の涼しさは、急に夏が行ってしまったようですが、果たしてどうでしょうか。
抗がん剤が血液に乗って、全身に行き渡る頃、手足の血管が浮き上がり、その指は赤黒く変色し始めるように見えます。
決してだんだん軽くなるのではなく、逆に強くなる抗がん剤の副作用、早くも白血球は要注意範囲に低下、脚の痺れも
これまでより強くなっています。
でも後1回。
別の友人に、病院を出る時に「後1回」と叫んでおいでと言われましたが、流石にそれは恥ずかしくて、心の中で叫んできました。