確かに、スクワットは理想的な健康エクササイズではある。
高血圧・糖尿病・肥満・内臓脂肪の減少・自律神経の回復・血流改善・ゴースト血管(イラスト)の解消などなど、健康に寄与する効果を挙げればキリがない。
しかし、効き目があるやつ程、ワクチンと同じで副反応も大きいのだろう。
というのも、スクワットを始めてから(血流が増えたせいか)酒に酔わなくなっ(てしまっ)たのだ。事実、今はスクワットをやる前の2倍近い量を飲んでいる。(高知県出身の)吉田類も真っ青の”なんちゃって”酒豪状態で、それでも酔わないのだから、これまた深刻な事態だ。
スクワットは酒豪の始まり?
朝昼晩3分ずつやってたスクワットを朝晩の2回に減らしても、依然として”酒豪”のままだ。若い時は酒を呑んだら目が爛々に輝いてたものだが、(流石にそこまではないが)それに近い状態にはある。
確かに、1日に僅か6分から9分だけの運動だから、体力が極端についた筈もないが、血流が増えてるのは実感できる。
深酒は自律神経を乱し、血管を収縮させ、脱水症状を引き起こし、血液をドロドロにする。流石にそこまでの量は飲めないが、度の過ぎた飲酒は身体には明らかに良くはない。
それでも、血流が増えたお陰で今まで以上のアルコールを分解できる体質に変わったのは確かだろう。だが今のままじゃ、確実に酒に溺れてしまう。
しかし悪い事ばかりでもない。少しずつお酒が不味く思える様になってきたからだ。
つまり、スクワット→血流が増える→酒に酔わない→酒が美味しく感じない→だったら酒は飲まない方がいい。
こういった不可思議なアルゴリズムが出来つつある。
元々、お酒は好きな方じゃない。体質的に受け入れるから飲んでるだけで、美味しいと思って飲んでた訳でもない。
勿論、今までずっと続けてきた習慣を急にやめる訳にはいかない。そんな事ができるのなら、とっくに辞めてる筈だ。
しかし、スクワットの副反応がお酒を断つ大きな要因になれば、これほど美味しいものもない。数学的な言い方をすれば、矛盾の裏返しは正論なのである。
つまり、スクワットの副作用こそが飲酒の(間接的な)天敵になり、断酒の有効打になり得るとしたら?
「美顔ローラー」でも書いたが、美しくありたいと願う行為が厚化粧に繋がり、結果的に肌をボロボロにする。その厚化粧は次第に敬遠され、やがて肌は回復する(多分)。
同じ様に、健康を願う気持ちがスクワットに繋がり、その副作用で飲酒が促進する。その飲酒促進こそがお酒を遠ざける。
そう考えれば、正しい考えは矛盾を呼び込むかもだが、最終的には正しい所に帰着するのだろう。
もう一度、スクワットの効果について
スクワットの効能と効果を、解剖学や自律神経や血流的な観点から見ると新たな発見が見えてくる。
”しゃがむ”という単純な動作では、容量の大きい筋肉や股関節・膝関節・足関節など多くの関節を動かす事で、何種類もの筋肉が同時に使われる。つまり、ほぼ全身の筋肉が効率よくスクワットで使われ、エネルギー消費量が非常に高い運動といえますね。
一方で、下肢と背筋を結合してる大腰筋はとても大きく、使用する頻度に比例して脂肪をよく消費する事がが解明されてる。この骨盤内部にある大腰筋は、大腸を動かす作用もしてるので、内臓脂肪を減らす効果が知られている。
それにふくらはぎは”第二の心臓”と呼ばれ、この筋肉を鍛える事でゴースト血管の解消や血流改善を促す。その上、スクワットは非常に激しい有酸素運動なので、脂肪燃焼を大きく加速させる。
更に、スクワットを継続する事で血圧が安定し、自律神経を安定させる事もわかっている。
また、高脂血症や高血圧を防ぐには適度な運動とバランスの良い食事が重要だと口酸っぱく言われるが、イマイチ明確な指摘に欠ける気がしないでもない。
しかし、(カロリー消費の多い)スクワットは血流を良くし、毛細血管を増やし、結果的に高血圧や高脂血症の予防やコレステ値の改善にも繋がる。
以上、歯科医から見た「スクワットの効能」を一部参考に紹介しましたが、改めてエクセサイズの王道である事が再確認できますね。
最後に〜エエ加減のススメ
何でもそうだが、度の過ぎたエクササイズもこれまた不健康に繋がる。
あるサイトによれば、スクワットは毎日じゃなく2日や3日に一度でいいと。つまり、筋肉の回復には48~72時間はかかるので、間を空けて行うのが効率的とされる。
高血圧は下にあるべき血液が上半身に溜まり、血圧が高くなる傾向にあるので、スクワット運動で下半身の血流が良くなれば、薬を飲まなくても血の巡りが良くなり、血圧が安定すると。
確かに言われる通りである。
1日1食でも、健康で筋肉ムキムキの人もいれば、1日3食バランスよく食う人でも肥満はいるし病気もする。そういう私は1日2食だが、自分には一番合ってるみたいだ。運動も当面はスクワットだけで十分そうだ。
逆に、これ以上運動に励み、若返りしすぎても大きな落とし穴が待ってそうで・・・”歳相応”が私には一番合ってるような気がする。
そんな私だが、頑張る程に継続する程に結果が出ない。それどころかマイナスか致命傷に陥る。今だから言えるが、勉強を一切しなかったら、かなりいい大学に入れたと思う。更に運動も一切しなかったら、そこそこのアスリートになってたと思う。
しかし、母子家庭の私は(逆境を見返そうと)下手に頑張ってしまった。結果はこのザマである。
深刻で病的な不安遺伝子を持つ日本島民は、何においても”継続は力なり”なのだ。
耐えて耐えて、どんなに辛い事でも我慢し続けて、頑張って頑張って節制に励む。
太平洋戦争での壮絶な敗北を経験したにも拘らず、未だに”忍耐・鍛錬・根性・精神力”という軍国主義時代の虚しいフレーズが、多くの日本人の心の中には蔓延っている。
”失われた20年”という慢性的な屈辱を味わいながらも、未だにアメリカ依存である。
結果は、戦前よりも貧乏で貧相な”衰退確定国”ニッポンの一丁上がりである。
エクササイズだけでなく、度の過ぎた継続や節制の意識も、結局は無に帰すという事を日本島民は知るべきだろう。
スクワットも同じで効果覿面だからとて、やりすぎると(美顔ローラーの矛盾と同じく)膝も腰もボロボロになる。
何でもそうだが、”適当とエエ加減”に勝るものはない。
そう思うのは私だけだろうか?
昨日の記事にコメントしようとしてやめたことを書きます。私は淡谷のり子の美容ローラーは最初から効果ないと思いました。それから肌を綺麗にしようとすれば、何もつけないことだと皮膚科の先生に聞きました。私も若い頃はそれなりにお化粧もしましたから人には美人と言われました。が、お化粧を落とすと染みができていたりして、お化粧に疑問を感じるようになり、今はまったくしていません。たまに必要なときだけしますが、そうしたほうが化粧ノリもいいし、普段はしないだけに見違えます。(←私自身の感想ですから、人にはブスに見えていると思いますが…😅)
転象さんの言われる通り、やりすぎは何でもよくないと思います。
外国のアスリートたちは日本のアスリートたちのような無理な頑張りをしませんが、結果を出します。それはもう持って生まれたものの違いでしょうね。その意味でも、大谷翔平は日本人離れしていると思います。天皇陛下になってもらおうとは思いませんが…。😄
ビコさんの場合、”踵落とし”がいいと思う。壁に手を付けて踵を上げ下げするだけ。サイトでも紹介されてますから自己責任で・・・
確かに、化粧は粗を隠してくれますが、副作用も凄いらしいですね。昨今のハリウッド女優は厚化粧の上にCGでシワや粗を隠すとか。自然が一番ですが、こればかりは永遠の美の欲求がありますから。
大谷は練習量を減らしてから大ブレイクしましたね。昨年だけで30億以上は稼いだでしょうか。
背は高いしハンサムだし性格も頭もいい。気品にも溢れ、今世界中で一番誇れる男です。
優性遺伝という点でも皇族にピッタリだと思うんですがねぇ(笑)。