紹介したい記事が沢山溜まってるのに、どうもいい加減な記事ばかり投稿する悪い癖がある。昨日の”努力は平気で嘘をつく”ブログもその典型だ。ハッキリ言って余計なお世話なのに。
しかし、人間とはそういう生き物ではないだろうか。今日紹介する、ロ朝会談も米韓会談も全く不必要な会談だったし、全く余計なお世話的会談だ。それでもメディアの大衆の話題になれば、まだ救われるが。話題にすらならなかった。あまりに可愛そうなので、仕方なくブログを立てる事にする。
因みに政治的には全く明るくないので、主観100%で書いてます。悪しからずです。
米韓会談もロ朝会談も、結局は予想通りの結果となった。これ程までに予想がピタリとハマった会談も珍しい。
11日の米韓会談では、トランプが文在寅を殆ど全く無視する形での対話となった。いや対話にすらならなかった。実質僅か2分という両首脳の直接対話に、殆どのメディアも無関心だったし、ニュースにも話題にもならなかった。
しかし、これも十分想定内の事で今更驚くべき事ではない。今や韓国はアメリカにとってだけでなく、中国にとっても北朝鮮にとっても、いや世界にとっても”どうでもいい小国”に過ぎない。存在する事自体が不思議な国なのだろうか。と言ったらいい過ぎか。
一方、第一回の米朝会談で世界の注目を浴びる形となった”成り上がり”の北朝鮮も、二度目の米朝会談で失態を仕出かし、アメリカに逃げられた。
まこれもある程度想定されたものだが。
その後、今度は北朝鮮と韓国の仲が急速に犬猿となった。米朝会談の失敗を金正恩が暗に文在寅のせいにした。”仲介役なんて余計な事せず、自国の利益だけを考えてろ”と邪魔者扱いした。そう、北朝鮮にとって韓国は常に邪魔な存在だったのだ。
全くその通りである。韓国は自国の混乱の鬱憤を国民の鬱積を、常に日本に撒き散らしてきた。追い詰められた韓国にとって、執拗で意味不明で奇怪な日本パッシングと朝鮮半島の統一は、生き残りを掛けた生命線だったのだ。
そういう私も、韓国や北朝鮮の憤りは理解できない訳でもない。平和ボンボンの日本人を見ると、そう思うのも当然ではある。しかし彼らがやってる事は、ホント奇怪で意味不明なのだ。政治家も政治家だが、国民もまた国民である。今のままじゃ、朝鮮半島からこの2つの国家は確実に消滅する。イヤそうでもないか。
一方、アメリカにまんまと逃げられ、そのアメリカと経済戦争真っ只中の中国も、北朝鮮とは距離を起き中立を貫き、殆ど当てにならない。”朝鮮半島の恥”と金正恩がみなす韓国は、依然としてウザい存在だし、米朝会談の失敗で日本の経済支援も全く期待できなくなった。
そこで、プーチン独裁のロシアである。北朝鮮にとって同じ独裁国家として、プーチンこそが最後の頼みでもあった。
アメリカの譲歩を引き出すにはどうしても大国の後ろ盾が必要なのだ。先述した様に今の中国は当てにならない。これ以上アメリカを刺激すると、世界第二位の大国と言えど、経済の地盤が揺らぐ可能性がないとも言えない。
そこで頼みのロシアだが、経済的基盤こそ貧弱だが、アメリカへの影響力は未だ衰えてはいない。”少しは味方になってよ、プーチン”が、金正恩の本音だろうが。
しかしこれまた米朝会談の失態で、プーチンの金正恩への信用は台無しとなった。”馬鹿なふりして、トランプの譲歩を引き出せばいいものを”がプーチンの本音だろうか。
それでもプーチンは会談には笑顔で参加し、友情をチラつかせてはいたが、”それはアンタの問題だろう、俺には関係ないね”と暗に突っぱねた。
結局、ロ朝会談も米韓ほどには冷酷ではなかったが、殆ど無視された形となった。
アジア全体の中でも、中国以上に孤立した形となった韓国と北朝鮮。これじゃ第二次世界大戦当時と全く変わっちゃいない。日韓併合の時代の方がマシだったような気もする。イヤそうでもないか。
結局、北朝鮮は中国の属国で、韓国は日本の属国というのが、本来の姿なんだろうか。つまり朝鮮半島に元々国家というものは存在しないんだろうか。
それに比べると、プーチンは変わらないね、スパイの時と。普通、人の上に立つと体型は崩れるんだが、彼は変わらない。やってる事は気に食わないんですが。
朝鮮半島が全く蚊帳の外に置かれた日になりましたね。
あそれと福岡はまだ寒いので、特に北の方は。体に気をつけてです。