”鶏ガラスープの素”ってのが市販されてるが、(中華スープと同じで)単なる人工調味料みたいで、どうも怪しげに感じてしまう。
というのも、(血液がサラサラになるというので)玉ねぎスープの素をネットで購入したら、玉ねぎというより塩と調味料の味が強すぎて、それ以来、市販されてる調味料を胃が受け付けなくなった。
今は玉ねぎの皮を乾燥させて、鍋でグツグツと煮込み、塩は入れずにアゴだしとわかめだけを入れ、朝夕と毎日の様に飲んでいる。
お陰で、脳の血液はサラサラである(ウソかホントか)。
因みに、私が小さい頃の定番の調味料といえば味の素とハイミー。鍋物にはハイミー、そして醤油にはわざわざ味の素を入れていた。
しかしこの2つは劇物に近い。舌はヒリヒリして麻痺し、それ以来大手食品メーカーを信用出来なくなった。
そういう事もあってか、スープには多少なりとも拘りがある。
先日も、手羽元の唐揚げを食べた残りの骨をスープにしてみたら、これが美味いのなんの。頬が落ちそうになった。
後でレシピを確認したら、1時間ほど煮込むとあるが、そこまで手間は掛けたくない。
猫のお告げと鶏ガラスープ
昔、(パンダ)ネコを飼ってた時、鶏の骨はトゲが突き刺さり易いので、手羽元の唐揚げの骨をレンジでチンして、(カリカリにして)食わせていた。
ネコがあまりにもガツガツ食うので、自分も食ってみると、堅いせんべいを食ってるみたいで、とても美味しいではないか。
ふと、この時の事を思い出した。
手羽元の骨をスープにしたら美味しいかも?という事で、食った後の骨をレンジで5分ほどチンして、ペンチで砕いて鍋に入れ、10分ほど強火で煮込む。
スープの色がやや白く濁ってきたら完成である。塩と”アゴだし”で(気持ち薄めに)味付けをし、乾燥ワカメを入れて、ハイ出来上がり。
因みに、白菜や大根をレンジでチンして(柔らかくして)入れても美味しかった。
我ながら言うのもなんだが、完璧である。
料理の本質は、単純かつシンプルであると私は思う。手間暇かける料理は邪道であり、単なる時間と労力とCO2の無駄である。
弱火で1時間も煮込むくらいなら、10分強火で煮込み、そのまま放ったらかす。冷める頃にはスープが白濁する。ダシが十分に出てるかは、スープの濁り方で解る。
レンジでチンした骨をハンマーで粉々に砕いて煮込めば、もっと効率よくダシが出るかもしれない。全ては知恵と工夫なのだろう。
冒頭でも書いたが、市販されてる調味料が(アゴだしを除いて)どうもダメである。昔と比べ、美味しくはなってはいるが、摂り過ぎると頭が痛くなる。
外食が苦手なのはそこにある。特にラーメンがダメで、スープが濃すぎて、後味がしつこく口の中に残ってしまう。
しかし、今回作った自家製の鶏ガラスープは、美味しい上に頭の中もスカッとし、食欲も湧く。
ネコは最初から知っていたのだ。
スープには鳥骨が一番だニャ〜と。
昔は人工調味料や人口甘味料とか言って、明らかに身体に悪いものが沢山ありました。
そうなんですよ。うどんのスープもチェーン店の奴は甘すぎて一発でアウトです。
チェーン店のラーメンや餃子なんて、化学調味料で売上を伸ばしてるようなもんですから。
それに、吉野家の牛丼も全くダメです。スジ肉が胃にムカつくんですよね。
でも、コロナのお陰で自炊する人が増え、健康にもいいかもです。
茶色っぽく濁るけど
効率よくダシが出るんじゃないかしら
スープにした時もコクが出るんでしょうか
早速、試してみたいと思います。
アドバイスどうもです。