2013年を振り返って
2013年もあと僅かで終わる。今年の漢字は「輪」だった。もちろん2020年東京オリンピックの招致が決定したことも大きなことだったが、東北の復興を中心に日本全体が「輪」になってスクラムを組んで良い国造りに向かっていったそんな1年になったのではないかと思う。
アベノミクスで経済も一時的に回復傾向にあるように見える。アベノミクスは「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」という「3本の矢」で、長期のデフレを脱却し、名目経済成長率3%を目指すもの。
しかし、「成長戦略」が小粒で明確なビジョンを描けていないのが難点だ。今回、2013年の科学ニュースをまとめてみたところ、素晴らしい科学的で成果もあがっているが、やはり小粒な印象を受けた。もっと国を挙げて大きなプロジェクトに向かいたい。