蛍光に光るウミガメを発見、世界初
生物発光とは、生物が光を生成し放射する現象である。化学的エネルギーを光エネルギーに変換する化学反応の結果として発生する。
生物発光の能力をもつのは、海棲生物が中心である。特に深海生物の大多数は何らかの方法で発光し、その目的も多岐にわたることが知られている。調査に基づく概算では、500m以深に住む魚類の90%、十脚類(エビ・カニ類)の40-80%(水深500-1,000m)、オキアミ類の99%(表層-1,000m)、カイアシ類の20-30%(表層-1,000m)が生物発光すると見積もられている(すべて種数ではなく個体数での割合)。
今回、世界で初めて、発行する海棲爬虫類が発見された。このネオンのように鮮やかな赤と緑に輝くこのウミガメは、なにも有毒な物質を持っているわけではない。
参考 National Geographic news: 蛍光に光るウミガメを発見
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