DNA分析でわかった犬の祖先
近年、生物のDNAを分析することで様々なことがわかっている。ヒトの場合ミトコンドリアDNAを調べることで、地球上のヒトの祖先はアフリカで誕生し、その後世界中に伝播していったということが分かった。これをアフリカ単一起源説という。
また、ミトコンドリアは母親の卵に存在し、父親の精子の方には存在しないことから、子は母親のミトコンドリアを遺伝子を受け継ぐことになる。このためミトコンドリアの祖先である母親をミトコンドリア・イブという。
今回、米コーネル大学を中心とした国際研究チームはこのたび、世界各地の犬のDNA解析を行った結果、約1万5000年ほど前に中央アジアにてユーラシア大陸に生息していたハイイロオオカミから現在の犬の起源となる種が誕生したとする研究結果を発表した。
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参考 マイナビニュース: 犬の起源は1万5000年前の中央アジアの灰色オオカミ
図解 遺伝子クローニングとDNA解析 | |
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日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス) | |
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