凍結ミイラ「アイスマン」にピロリ菌
イタリア北部の氷河で1991年に発見された約5300年前の凍結ミイラ「アイスマン」が、胃潰瘍(かいよう)や胃がんを引き起こす細菌「ヘリコバクター・ピロリ」(ピロリ菌)に感染していたことが、ボルツァーノ欧州アカデミー(イタリア)などの研究で分かった。米科学誌サイエンスで発表された。
ピロリ菌というと私も、先日除菌薬を使ってようやく長年の胃の不調から解放された。もっと早く除菌してれいれば…と思った。あの不快なピロリ菌を持っていたとは…そう思うとアイスマンに親近感がわいてきた。
研究チームは病変の標本をアイスマンからとって細菌をさがしだし、ピロリ菌の全遺伝情報(ゲノム)を解析した。アイスマンは、新石器時代の約5300年前の成人男性。これまでも体のゲノム解析などの研究が行われてきた。
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参考 National Geographic news: 「アイスマンにピロリ菌発見」が意味すること
アイスマン―5000年前からきた男 (ノンフィクション 知られざる世界) | |
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NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 11月号 [雑誌] | |
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